真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.01 13:58
JRA藤田菜七子「世界制覇」でコパノキッキング米挑戦にも期待! 女性騎手志望も増えて……
編集部
藤田菜七子騎手が海外で飛躍した。
スウェーデンのブローパーク競馬場で開催された「ウィメンジョッキーズワールドカップ」。世界各国から招待された10名の女性騎手が条件の異なる5レースに騎乗し、その順位に応じて与えられたポイントを競い合うこの大会で、菜七子騎手が見事に総合優勝を達成した。
菜七子騎手は初戦こそ6着だったが、第2戦では2番人気フランシスクスで差し切り、海外初勝利を達成。その後、第3戦は5着に終わるも、第4戦は1番人気のフィラデルフィアで2着と好走。ポイント3位で最終レースを迎えた。
第5戦では、3番人気チルターンズに騎乗。道中逃げ馬を見る形で2番手に控え、最後の直線で抜け出して先頭へ。そのままライバルたちを寄せ付けず、この日2勝目をゲット。この勝利で総合ポイントは48点となり、逆転優勝を成し遂げた。
菜七子騎手は「信じられない、とてもハッピーです」と心境を明かし、「スウェーデンへの旅も現地での騎乗もとてもいい経験になりました。他の女性騎手に元気を与えられることを願っています」と語っている。
「菜七子騎手がついに海外勝利、そして海外の大会で総合優勝を達成しました。今年は、フェブラリーSのコパノキッキングでJRAの日本人女性騎手として、史上初めてG1初騎乗を果たしましたが、それに匹敵する快挙だと思います。
菜七子騎手に憧れて騎手を志す女性も増えているといいます。『他の女性騎手にも元気を~』と明かしていましたが、これからも女性騎手のパイオニア的な存在として活躍が期待されます」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛