真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.02 11:24

【プロキオンS(G3)展望】武豊マテラスカイ「世界トップクラス」豪脚披露? 強豪サンライズノヴァと一騎打ちか
編集部
7月7日、中京競馬場でプロキオンS(ダート1400メートル)が開催される。今後のダート戦線を賑わしてくれる新星が登場するのだろうか。レースを展望する。
ドバイのゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル)で2着に大健闘したマテラスカイ(牡5歳、栗東・森秀行厩舎)が今年もプロキオンSに出走する。昨年のプロキオンSは衝撃的だった。8枠13番という外枠をものともせず果敢に先頭を奪うと、直線では後続を突き放して2着馬に4馬身差をつけた。不良馬場ではあったが勝ちタイム1分20秒3はJRAレコード。
しかし、プロキオンS後1勝もできていない。なぜだろうか。1月の根岸S(G3、ダート1400メートル)で13着に惨敗後、武豊騎手は「乾いたダートは合わないですね」とコメント。昨年のプロキオンSは脚抜きのいい不良馬場だったからこそ強かったということになる。幸いなことに週末の中京は道悪が予想される。ならば、今年も逃げてスピード競馬での強さを見せつけたい。
中京の1400メートル戦で重賞3勝目を狙ってきたのがサンライズノヴァ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)。中京コースの経験は昨年のチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)だけだが、明らかに距離が長かったので結果の6着は度外視できる。得意の1400メートル戦ならば末脚が爆発しそうだ。ただし、同馬にとって最も相性がいいのは全7勝のうち6勝を上げている府中コース。同じ左回りとはいえ、中京のきついコーナーをうまく回れるがどうかがカギとなる。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし