GJ > 競馬ニュース > 東京G1レコード三昧  > 2ページ目
NEW

JRA「東京G1レコード三昧」異様な高速馬場が波乱と議論を呼んだ

JRA「東京G1レコード三昧」異様な高速馬場が波乱と議論を呼んだの画像1

「以前から東京競馬場は年々高速化していると言われていましたが、4週連続でのレコード更新には関係者たちからもさすがに驚きの声が相次いで上がっています。

 今春の東京競馬場は4週目以降から好天が続いたため、馬場が乾いたこともこの高速化に拍車をかけたのでしょう。ハイペースの逃げ、先行策に出た馬がバテても失速しづらくなったこともあり、勝ちタイムも早くなりました」(競馬誌ライター)

 さらに近年はまるで夏かと思うほど、この時期の気温も上がっている。それにくわえて今年は雨も少なかった。以前に比べて、馬場を管理する技術は格段に進歩しているとはいえ、このような天候では “遅い馬場”にはなかなかならない。

 そしてその高速に仕上がりすぎた馬場は、以前からささやかれていた疑惑を再燃させることになった。

「スーパーレコードを記録したノームコアが故障しました。そのため、出走した多くの馬にその反動が出るのではないかと心配されることに。

 JRAの馬場造園課によると『高速馬場=固い馬場』という認識は錯覚であり、エアレーションを中心とした技術導入により『芝が良質な状態を保っているからこそタイムが出やすい』と主張しています。実際ほとんどの馬は無事ですからね。遅ければケガをしないというわけでもないでしょうし……」(競馬誌ライター)

 レコードが続出した今春の東京開催G1レースは荒れに荒れた。この風潮は今後も続くのだろうか……?

JRA「東京G1レコード三昧」異様な高速馬場が波乱と議論を呼んだのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
  2. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  3. 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
  4. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  5. 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
  6. 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!
  7. 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
  8. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  9. 開業2ヶ月の福永祐一厩舎に早くも絶賛の嵐! 大スランプのダノンスコーピオンが復活した“マジック”の裏側
  10. T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは