真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.05 20:21
JRA注目新馬“良血馬”たちが次々に出陣! 武豊が中京競馬場で『伝説の新馬戦』再現!?
編集部
中京競馬場 第5R 2歳新馬(芝2000メートル)
今週も中京競馬場に素質馬が集結した。その中でも一番熱視線が送られているのは、武豊騎手が騎乗するマイラプソディ(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だろう。
父ハーツクライ、母はラブレアS(米、ダートG1)などを勝利したテディーズプロミス、母父も米ダートで活躍したソルトレイクという血統を持つ。馬主は松島正昭氏(名義はキーファーズ)だ。
1週前追い切りは武豊騎手を背に芝コースで3頭併せ。先週デビュー戦Vを飾ったラインベックらに先着。そして最終追いでは馬なりで、3歳未勝利クラスにも先着してみせた。友道調教師は「クラシック路線を意識しているので、この時期にどれだけ走れるかだね」と早くから期待を掛けている。
そのマイラプソディの前に立ちふさがるのが、馬名の由来がフランス語で“絆(Le Lien)”のルリアン(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎)だ。
父キズナ、母フレンチバレリーナ、母父フレンチデピュティ。近親には1996年の日本ダービー馬フサイチコンコルド、2009年の皐月賞馬アンライバルドがいる。
1週前の追い切りはCWで6F81秒2、ラスト1F12秒1を記録。最終追い切りでも力強い走りを披露した。佐々木晶調教師は「やるたびに良くなる」と素質に惚れ込んでいるようだ。
また2頭以外にも、ディープインパクト産駒のブルーミングスカイ(母父ファルブラヴ)、ヴィクトワールピサ産駒のサングレデクリスト(母父フレンチデピュティ)、ゴールドシップ産駒のクリノティファニー(母父サウスヴィグラス)ら良血馬が集結している。
ここが後に“伝説の新馬戦”として語られる日が来るかもしれない。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!