GJ > 競馬ニュース > ステイフーリッシュは好走必至?  > 2ページ目
NEW

JRA「G3なら…」ステイフーリッシュ函館記念は好走必至?

【この記事のキーワード】, ,

 

JRA「G3なら…」ステイフーリッシュ函館記念は好走必至?の画像2

 ステイフーリッシュの不安要素としてまず挙げられるのが成長力です。チャレンジCではエアウィンザー、鳴尾記念ではメールドグラースに負けています。エアウィンザーはステイフーリッシュが京都新聞杯を勝った昨年の春時点ではまだ条件馬でした。また、同世代のメールドグラースは昨年春時点ではまだ500万下も勝てていません。その後に成長したエアウィンザーとメールドグラースに完敗しているということは、ステイフーリッシュの成長力に疑問がつくということです。

 もう1つはハンデの57.5キロです。これまで57キロを背負ったのは日本ダービーと菊花賞、大阪杯の3回ですが、いずれも惨敗しています。G1では足りない馬なのでどちらも度外視していいのですが、エアスピネルの58キロと0.5キロ差というのは明らかに不利でしょう。陣営がもっとも気にしているのも57.5キロのハンデです」(競馬誌ライター)

 なるほど、前走の鳴尾記念は3着だったとはいえ、超スローの逃げがはまらなければ何もできないブラックスピネルをつかまえられなかったのは情けなかった。馬券から外すのは勇気がいるが、飛んでくれたほうが配当妙味はある。

 しかしながら久々に騎乗する中谷雄太騎手には期待したい。デビューからの3戦でステイフーリッシュの手綱を取ったものの、その後の落馬で戦線離脱。今回、中谷騎手に戻ったのは人と人のつながりを大切にする矢作芳人調教師らしい配慮だろう。今春は矢作厩舎のカフジプリンスで天皇賞・春(G1、芝3200メートル)に挑戦した。

 ステイフーリッシュが勝てば、中谷騎手はデビュー22年目での重賞初制覇となる。それはとても素晴らしいことだ。

JRA「G3なら…」ステイフーリッシュ函館記念は好走必至?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは