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2019.07.11 12:50

JRA川田将雅「ようやくG1勝利」にほっとした? 惜敗続きに終止符打った怪物クリソベリル
編集部

7月10日(水)に大井競馬場で行われたジャパンダートダービー(G1)は、川田将雅騎手騎乗のクリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、単勝1.2倍の圧倒的支持に応えて勝利。2着に4番人気のデルマルーヴル、3着には5番人気のミューチャリーが続いた。
クリソベリルは道中、外目につけて6番手から7番手で進む。手応え十分で最後の直線を迎えると、残り200メートルから抜け出し、そのまま後続を突き放して圧勝。無傷の4連勝でG1初制覇を達成している。
レース後、川田騎手は「目標としていたこのレースまで無事にこれて、しっかり勝ち切ってくれてほっとしています」と心境を明かす。そして「まだまだポテンシャルの高さに体がおいついていない印象を受けました」と成長の余地があると話し、「大人の体になってくればさらにいい走りができるようになるのは間違いないので、そのときに古馬と一緒に走って日本一を争えるような馬に成長してくれるといいなと思います」と期待をかけた。
「見事な騎乗っぷりでクリソベリルを勝利に導いた川田騎手。今春は多くの有力馬をお手馬に抱え、これまで交流重賞を含む11回もG1競走に騎乗しました。ですが、大阪杯、宝塚記念で騎乗したキセキがともに2着、ヴェロックスも皐月賞2着、そして帝王賞にチュウワウィザードで挑戦するも2着と、うち4度も2着に入ったものの勝利を収めることはできませんでした。
今回は川田騎手にとって、今年12度目のG1挑戦で掴んだ勝利。これまで勝利まであと一歩届いていなかっただけに、喜びもひとしおだったのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
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