真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.24 07:56

【重賞展望・キーンランドC(G3)】ここでも著しい台頭をみせる『史上最強世代』世代No.1スプリンターとして秋の王座決定戦に挑むのはどの馬か!
編集部

今週末の28日(日)には、札幌でサマースプリントシリーズの1戦・キーンランドC(G3)が開催される。
かつてはカレンチャンがここを勝ってスプリンターズS(G1)を制し、昨年も勝ち馬ウキヨノカゼが本番でも3着とサマースプリントシリーズだけでなく、秋のスプリンターズSに向けても注目の一戦。
さらには同日に開催されるワールドオールスタージョッキーズの影響で、各鞍上もワールドワイドにグレードアップ。ますます楽しみだ。
今年も多士済々なメンバーが集ったが、中心は函館スプリントS(G3)を制したソルヴェイグ(牝3歳、栗東・鮫島厩舎)としたい。
というのも、1番人気はおそらく函館スプリントSの2着馬で鞍上がJ.モレイラ騎手のシュウジに持って行かれるからだ。だが、函館スプリントSを制して、出走メンバーの中でサマースプリントシリーズ王者に最も近いのはこの馬。
そして、なによりもソルヴェイグにとって夏のスプリント王の座が懸かった重要な一戦でありながら、ましてやワールドオールスタージョッキーズの会場でありながらも、そのまま丸田恭介騎手を起用し続けた陣営の判断に敬意を表したい。
前走重賞勝ちなら「当然」といえるのかもしれないが、昨今の競馬界は実績のない騎手の頑張りや結果を無視して、冷酷な乗り替わりが行なわれるシーンが珍しくないだけに、丸太騎手とソルヴェイグには再びの激走を期待したいところだ。
とはいえ、近代競馬における鞍上の重要性が年々上がっていることは確か。先週の札幌記念(G2)でまさかの敗戦を喫したモレイラが、ここで鬱憤を晴らすかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬