真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.08.08 17:50
JRA「ムーアよりマーフィー」優先? 豪華短期免許の秋にエージェントの悩み大きく
編集部
今秋、世界最強牝馬エネイブルの主戦であるランフランコ・デットーリ騎手をはじめ、春に活躍したO.マーフィー騎手、昨年ステルヴィオでマイルCS(G1)を勝ったW.ビュイック騎手、さらにR.ムーア騎手やC.デムーロ騎手など世界のトップクラスが、短期免許を取得し、日本で騎乗する予定だ。
騎手のオールスターかと思うほど、豪華なメンバーが揃ったが、デットーリ騎手が社台ファームの馬を優先する “社台縛り”があると見られているなど、それぞれがちょっとした事情を抱えているという。関係者の話。
「ビュイック騎手は、前回同様木村哲也厩舎に籍を置いて騎乗する見込み。関係が良好だったからこれは当然です。ただ、彼はゴドルフィンと専属契約を結んでいます。なのでノーザンファーム生産馬よりも、契約主の都合を優先しなければならない立場なんですよ」(競馬関係者)
ビュイック騎手の“ゴドルフィン縛り”は、成績にどう影響を及ぼすのだろうか。 “縛られている”と思しき他の外国人騎手たちをよそに、マーフィー騎手はノーザンファームからの恩恵を十二分に受けられそうだという。
「年明け同様、マーフィー騎手は関東の国枝栄厩舎に籍を置くことになりそうです。春は大活躍してくれましたし、さらに先日は苦戦していたディアドラでナッソーS(G1)を勝つという大仕事もやってのけました。ノーザンファームサイドからの評価はうなぎのぼりです。今秋も馬質に困ることはないと言われています」(競馬誌ライター)
成功が約束されているかに思えるマーフィー騎手。だが、その彼を担当するエージェントは頭を抱えているというウワサがある。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛