真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.08.09 14:30
JRA「最強サウスポー?」ケイデンスコール有力動かず。アドマイヤマーズ以外には……
編集部
今年のNHKマイルCであれば、ケイデンスコールとハナ差の3着だったカテドラルは中京記念(G3、芝1600メートル)で8着だったが、中京記念を制したのはNHKマイルCで惨敗したグルーヴィットだった。
そのNHKマイルCを振り返ってみよう。内々で脚を溜めていたカテドラルは前の馬がばてるや、内からするすると伸びてきた。日本ダービー(G1、芝2400メートル)が内を先行した2頭で決まったように、春の東京は内先行有利な馬場だった。そして、ケイデンスコールは優勝したアドマイヤマーズの更に外から伸びてきた。ケイデンスコールとカテドラルの着差はハナではあるが、馬場状況を考えればケイデンスコールのほうがカテドラルよりはるかに強い競馬をしている。
ケイデンスコールは直線の長い左回りであれば、エンジンのかかりが遅いという若干の難点はあるものの、上がり3F最速の脚を使って伸びてくる。一度だけ上がり最速の脚を使えなかったことがあるが、それは初めての右回りで13着に惨敗した朝日杯FS。ケイデンスコールが新潟2歳Sを制した際は、まるで新潟1000メートル戦のように大外を差してきた。関屋記念もマイペースで大外から末脚を伸ばせばいい。
新潟2際Sは札幌のWASJとの兼ね合いで素質馬の集まりづらいレースではあるが、昨年のケイデンスコールは例外と考えるべきだろう。人気ではあるが、関屋記念の最有力候補の1頭である。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!