GJ > 競馬ニュース > 外国人騎手重賞制覇も!?
NEW

JRA「外国人重賞制覇」は? WASJ3人が跨る馬とその可能性

JRA「外国人重賞制覇」は? WASJ3人が跨る馬とその可能性の画像1

 8月25日に札幌競馬場で行われるキーンランドC(G3、芝1200メートル)。今年も同競馬場でワールドオールスタージョッキーズが開催されることもあり、そちらに出場する騎手たちが複数人参戦を予定している。今回は、参加する海外の名手たちとそれぞれが騎乗する馬たちを紹介していこう。

 まずアイビスサマーダッシュ(G3、芝1000メートル)を優勝したライオンボス(牡4歳、美浦・和田正一郎厩舎)に騎乗するジュリアン・ルパルー騎手。

 ルパルー騎手は、フランス出身。今年、米遠征を行なったマスターフェンサーに騎乗し、ケンタッキーダービー(G1)6着、ベルモントS(G1)5着と健闘したこともあり、名前を覚えているいう人もいるだろう。

 03年にエクササイズライダーとしてアメリカに渡ったルパルー騎手は、その2年後にフランス出身でアメリカで開業していたパトリック・ビアンコーヌ調教師(オールアロング、サガスで凱旋門賞連覇)に騎手としての才能を見出され、デビューを果たす。

 その翌年にはゴレラでビバリーD.S(GI)の優勝を含む通算403勝をあげ、北米の最多勝騎手に輝いた。そして2009年にはシービーワイルドでBCジュベナイルフィリーズ、ファーゼストランドでBCダートマイルなどG1競走9勝を上げ米最優秀騎手の称号も獲得した。

 また近年も2016年にはクラシックエンパイアでBCジュベナイル(G1)に勝利、さらにテピンでは英ロイヤルアスコット開催のクイーンアンS(G1)も制するなど、活躍を続けている。

 そのルパルー騎手が騎乗するのはライオンボス。新潟競馬場の1000メートル戦で3戦3勝し、千直巧者として名を売った。

 同馬はデビューからダートで使われ、スプリント戦参戦は芝転向初戦の1度のみ。その時は16頭立ての16着に終わっているが、好スタートは見せていた。得意の距離から200メートル延長するスプリント戦で、ライオンボスは躍動できるのだろうか? ルパルー騎手の手腕に期待したい。

JRA「外国人重賞制覇」は? WASJ3人が跨る馬とその可能性のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  3. 【徹底考察】菊花賞(G1) サトノダイヤモンド「まさかの辛勝だった神戸新聞杯を徹底解剖。無冠の大器はC.ルメールの手腕で『淀の長丁場』を乗り越えられるのか」
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 【徹底考察】天皇賞・秋(G1) エイシンヒカリ「昨年は逃げずに9着惨敗も、武豊騎手は今年もハナにはこだわらない?昨年の天皇賞・秋の敗因を究明」
  9. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客