JRAスプリンターズS(G1)タワーオブロンドン完勝に「世界最強」ゴドルフィンもご満悦!? 絶対王者から新王者へ受け継がれた「スプリント王」の系譜

29日、中山競馬場で秋G1開幕戦スプリンターズS(G1)が行われ、2番人気のタワーオブロンドン(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎) が優勝。サマースプリントを制した夏の王者が、そのまま秋の王者に輝いた。
前年比140%の3万2495人と大観衆がつめかけた今年の中山競馬場。その熱気に応える熱いレースが展開された。
16頭立てで行われた芝1200m戦。待望のG1初制覇へモズスーパーフレアがロケットスタートを切ると、戦前の予想通り、そのままハナへ。それをこちらも逃げたいマルターズアポジーが追い、外枠から好位を獲りたいイベリスやファンタジストらも積極的に前へ行った。
今回際の中山は前が止まらない馬場状態。それもあって各馬が前々を意識し、前半の600mは32.7秒という激流。ただ、モズスーパーフレアは同じ中山1200mのオーシャンS(G3)を32.3秒の流れで逃げ切っており、この馬にとっては絶好の展開だったはずだ。
それにいち早く反応したのが、春のスプリント王ミスターメロディに騎乗している福永祐一騎手だった。勝負所から早めに進出を開始し、逃げるモズスーパーフレアを捉まえに行く。それに各馬が反応し、レースはG1らしい厳しい流れになった。
最後の直線を迎え、ミスターメロディを振り切って逃げ粘るモズスーパーフレア。しかし、ゴール前でタワーオブロンドンが襲い掛かり、半馬身捉えたところがゴールだった。
「とても嬉しいです!」
本来、桜花賞馬グランアレグリアで参戦するはずだった鞍上のC.ルメール騎手だったが、同馬が回避を表明。タワーオブロンドンには当初、浜中俊騎手が騎乗するはずだったが、急遽の乗り替わって挑んだレースだけに結果を残せて一息といったところか。
「中山は時計が速く、後ろのポジションだと大変なので、ちょっと心配していたけど、直線で伸びてゴールまで頑張ってくれました。能力がたいへんある馬で、スプリント戦でだんだん強くなってきた」と相棒を絶賛した。
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