GJ > 競馬ニュース > 英チャンピオンSディアドラ  > 2ページ目
NEW

英チャンピオンS(G1)マジカルVSディアドラ「ポスト・エネイブル」対決に、デットーリ×ゴスデン厩舎の「正統後継」が殴り込み!?

 しかし、英チャンピオンSは混合戦。有力馬は当然、牝馬ばかりではない。不気味なのが、アデイブ(セン5歳、英・W.ハガス厩舎)だ。

 戦績だけを見ると、G2勝ちがあるだけでG1の壁に跳ね返されている馬に過ぎない。しかし、このアデイブには、類稀なる重馬場適性がある。

 ディアドラの橋田調教師が「10月の英国の競馬は、例年降雨による影響を受けることが多いのですが、本年は過去の年に比べても降雨量が多い年となりました」とJRAでコメントを発表しているが、まさにその通りで、今年の英チャンピオンSはパワーが問われる馬場になりそうだ。重馬場のスペシャリストが大仕事をやってのけるか。

 逆に重馬場に不安がありそうなのが、3歳牝馬のメダーイー(牝3歳、英・J.ゴスデン厩舎)だ。

 前述した通り、ナッソーSではディアドラの2着に食い込んだメダーイー。英オークスで1番人気に推された素質は高く評価されているが、凱旋門賞当日に行われた前走のオペラ賞(G1)では、道悪に苦しんで10着に大敗……。今回も馬場コンディションが大きなカギを握りそうだ。

 他にも前走インターナショナルS(G1)で5着だったリーガルリアリティ、久々を快勝して勢いに乗るフォックスタルなどにもチャンスありか。日本のディアドラの歴史的挑戦を応援したい。

英チャンピオンS(G1)マジカルVSディアドラ「ポスト・エネイブル」対決に、デットーリ×ゴスデン厩舎の「正統後継」が殴り込み!?のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……