
JRA天皇賞・秋(G1)サートゥルナーリア「回避」もあった!? ダノンプレミアムの「未経験」栗東から有力情報直行便!
今週末に開催される天皇賞・秋(G1・芝2000m)。今年も確かな実績を持つ有力馬たちがズラリと顔を揃え、現役最強馬決定戦の様相を呈している。
この一戦を前に栗東関係者たちから有力な情報が届けられた。レース前にご一読することをオススメする。
皐月賞馬・サートゥルナーリア(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)は、1996年のバブルガムフェロー、2002年のシンボリクリスエスに続く、3頭目となる3歳馬での勝利を狙う。
始動戦の神戸新聞杯(G2)は積極的に前に出て同世代のライバルを圧倒。後の菊花賞馬ワールドプレミアらを一蹴し、満を持して天皇賞・秋で有力古馬たちに挑戦する。
「アーモンドアイのライバル筆頭として名前があがっているサートゥルナーリア。ただ1週前では状態が上がらず、回避するという話も出ていたんですよ。そこから回復したとのことですが、『万全とはいえない』と不安視する関係者もいますね。
それでもその能力は折り紙付き。さらに今回、鞍上はフランスのトップ騎手であるC.スミヨン騎手。先週も菊花賞(G1)こそヒシゲッコウで10着と人気を裏切ったものの、6度の騎乗機会で1勝2着3回を記録するなど、その手腕に衰えは見られません。上位も狙えると思います」(栗東関係者・A)
偉大なる先輩たちに続くことができるか?
悲願の古馬G1制覇を誓うダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)。
長期休養からの復帰戦となった金鯱賞(G2)では年長のG1馬を相手に勝利。続くマイラーズC(G2)でも単勝1.3倍という圧倒的な支持に応えるかのように、余力十分で勝利を飾った。
そして迎えた安田記念。アーモンドアイに続いて2番人気に支持されるも、スタートで大きな不利を受け、さらに4角でアクシデント発生。鞍上の川田騎手は追うことをやめ、ゴール後、早々に下馬し、場内が騒然となった。
「安田記念で下馬したのは大事を取ってのこと。レース後は歩様の乱れがあったものの、今ではすっかり改善しているようです。相変わらず、乗り味は抜群で操縦性もピカイチ。ここでも期待できる存在ですよ。
あえて課題をあげるとすれば、最近はスローペースで進み、4角からヨーイドンの競馬しかしていないことでしょうか。逃げ馬のアエロリットもいますし、タフな流れになった時にどうなるか。いつもの脚を使うことができれば、勝利も見えてくるはずなのですが……」(栗東関係者・B)
悲願成就なるか。
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