GJ > 競馬ニュース > リアアメリア完勝
NEW

アルテミスS(G3)リアアメリア完勝も川田将雅に笑顔なし……「思った以上に着差ない」アーモンドアイばり“異次元”末脚も「課題」山積み?

アルテミスS(G3)リアアメリア完勝も川田将雅に笑顔なし……「思った以上に着差ない」アーモンドアイばり異次元末脚も「課題」山積み?の画像1

 来年の牝馬クラシックは、やはりこの馬が中心か。

 26日、東京競馬場で行われたアルテミスS(G3)は、1番人気のリアアメリア(牝2歳、栗東・中内田充正厩舎)が勝利。最後の直線、最後方から豪快に差し切って単勝1.3倍の圧倒的人気に応えた。

 3年前から18頭、15頭、15頭……この時期に貴重な府中のマイル重賞ということもあって毎年、他頭数となるアルテミスS。だが、今年は早くからリアアメリアが出走を表明したことで、周囲は戦々恐々……結局、9頭立てで行われることとなった。

「いろんなことが経験出来たレースでした」

 レース後、主戦の川田将雅騎手がそう振り返った通り、この日は初の関東遠征に加えて、馬体重は+20kg。それでも単勝1.3倍は、やはり「アーモンドアイ2世」といわれる、この馬へのファンの期待の大きさの表れだろう。

「経験」という意味では、レースでも大きな収穫のある内容だった。

 この日は大外枠という難しい枠からのスタートということあり、道中では激しく行きたがる姿を見せたリアアメリア。「どうしても進み過ぎてしまうところがあるので……」と話した川田騎手が必死になだめる姿がビジョンに映し出された際は、東京競馬場のスタンドから大きな“どよめき”が上がった。

 その結果、最後方で最後の直線を迎えたリアアメリア。しかし、大外に持ち出した川田騎手がゴーサインを送ると、そこからは伸び脚が違った。粘り込みを図った2番人気サンクテュエールを難なく捉えると、最後は悠々と先頭でゴールした。

「難しいレースになりましたが、最後は力が違いましたね。まだ粗削りな面はありますが、非常に強い競馬だったと思います。

レースは最初の600mが36.3秒と、2歳戦らしい緩いペースで入ったので、川田騎手も相当折り合いに手を焼いていました。正直、無理にケンカせずに行かせてしまっても勝っていたかもしれませんが、先々を見据えての判断でしょう。

この勝利で出走すれば12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の1番人気は、ほぼ間違いないでしょう。今後は同厩で1つ上の2歳女王ダノンファンタジーと同じく、折り合いや距離が課題になってきそうです」(競馬記者)

アルテミスS(G3)リアアメリア完勝も川田将雅に笑顔なし……「思った以上に着差ない」アーモンドアイばり“異次元”末脚も「課題」山積み?のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
  2. 競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
  3. 藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
  4. 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  5. サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
  6. 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
  7. キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
  8. C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
  9. 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
  10. 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定