GJ > 競馬ニュース > 武豊「交流G1完全制覇」
NEW

武豊「交流G1完全制覇」の大偉業達成! 「間に合って良かった(笑)」米ブリーダーズC参戦からの強行軍でJBCレディスクラシック制覇

【この記事のキーワード】, ,

武豊「交流G1完全制覇」の大偉業達成! 「間に合って良かった(笑)」米ブリーダーズC参戦からの強行軍でJBCレディスクラシック制覇の画像1

 レジェンドが「お祭り男」ぶりを見せつけた。

 4日、浦和競馬場で地方競馬の祭典JBC開催が開幕。その幕開けを飾るJBCレディスクラシック(G1)で武豊騎乗のヤマニンアンプリメ(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎)が優勝。なお、武豊騎手はこの勝利で交流G1完全制覇となり、史上初のJBC浦和開催に華を添えた格好だ。

「非常に嬉しいです。ここに来るまでは忘れていましたが『これを勝つと完全制覇になる』と言われていたので、なおさら勝ちたいと思っていました」

 競馬界のレジェンドがまた1つ金字塔を打ち建てた。武豊騎手は、これでJBC10勝目。JBCレディスクラシックという最後のピースを埋めたことでJBC完全制覇と同時に、かしわ記念、帝王賞、ジャパンダートダービー、南部杯、JBC開催3競走、全日本2歳優駿、東京大賞典(いずれもG1)からなる、指定交流競走をすべて勝った史上唯一の騎手となった。

 レースはゴールドクイーンが逃げる展開。勝負所で1番人気のファッショニスタが捕まえに行くが、伸びあぐねる。そこを武豊騎手のヤマニンアンプリメがひとまくり。堂々と押し切った。

「武豊騎手の勝負強さも然ることながら、特筆すべきは常人離れしたタフさですよ。前日にはアメリカでブリーダーズCに参戦していましたからね。そこから帰国して、浦和で即G1制覇。この辺りがパイオニア武豊の真骨頂といえるでしょう」(競馬記者)

 この日は、競馬場史上初のJBC開催ということもあり、2万8000人を超える記録的な観衆が詰めかけ、浦和競馬場は超満員。

「今年のJBCは浦和で初開催ということで、多くのファンが来てくれていますし、僕もアメリカから帰ってきたばかりですが、間に合って良かったです(笑)」

 勝利騎手インタビューで、そうファンを沸かせた武豊騎手。来年からは新たにJBC2歳優駿(G1)が加わるため「完全制覇」は今年限りとなるが、まずは大記録達成を祝いたい。

武豊「交流G1完全制覇」の大偉業達成! 「間に合って良かった(笑)」米ブリーダーズC参戦からの強行軍でJBCレディスクラシック制覇のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客