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【朝日杯FS(G1)展望】武豊「G1完全制覇」王手へ!「大器」ダノンプレミアムVS「ロードカナロア級」タワーオブロンドンの2強に挑む!

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【朝日杯FS(G1)展望】武豊「G1完全制覇」王手へ!「大器」ダノンプレミアムVS「ロードカナロア級」タワーオブロンドンの2強に挑む!の画像1ダノンプレミアム(JBISサーチ公式サイトより)

 17日には阪神競馬場で、2歳王者決定戦となる朝日杯フューチュリティS(G1)が開催される。早くから「素質馬揃い」といわれている今年の2歳勢。年末にホープフルS(G1)が新設されたこともあってメンバーのレベルが心配されたが、今年も多士済々な若駒が集結した。

 中でもダノンプレミアム(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎)は、3戦3勝のワグネリアンと並んで世代トップに評価されている大器だ。

 圧巻だったのは、前走のサウジアラビアRC(G3)だ。2番人気に支持されたダノンプレミアムは、1枠2番という好枠を活かして2番手につける積極策。最後の直線ではそれが見事にハマり楽々抜け出すと、1番人気のステルヴィオの末脚を寄せ付けずにレコードで快勝。素質馬が揃った1戦で能力の違いを見せつけた。

 7日に栗東のCウッドコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロンを84.4秒、ラスト11.2秒と2歳馬離れした動きを披露。特にラストの伸びは大物感に溢れており、同世代の同僚フロンティアをあっさり突き放すと、3馬身以上置き去りにした。騎乗した川田将雅騎手も「本当にいい感じ」と、まさに文句なしといった様子。

 併せ馬を行ったフロンティアも新潟2歳S(G3)の覇者であり、この朝日杯FSでも注目を集めている一頭。新鋭・中内田厩舎から、待望のG1ホース出現を予感させる圧巻の追い切りだった。

 ただしスケールという点では名門厩舎のタワーオブロンドン(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も負けてはいない。

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