
JRA・M.デムーロ「飛行機ポーズ」不発にガックリ!? JBCクラシック(G1)「勝利確信」約2年ぶり復活もハナ差2着で“エア”フライトに……
4日に浦和競馬場で行われたJBCクラシック(G1)は、1番人気チュウワウィザードと2番人気オメガパフュームによる歴史的な大接戦で幕を閉じた。
3着以下を突き放した、まさに一騎打ち。ゴール前では大歓声が上がり、チュウワウィザードの川田将雅騎手も、オメガパフュームのM.デムーロ騎手もまったく譲らない構え。壮絶な叩き合いの末、2頭が並んだままゴールした。
あまりの接戦に浦和競馬場のスタンドはゴール後もどよめきが収まらず、ゴール前のVTRが流れるたびにため息交じりの大盛り上がり。電光掲示板に着順が灯るまで、何とも言えない緊張の時間が流れた。
一瞬、史上初のG1・1着同着だった1992年の帝王賞(G1)が頭に浮かんだファンもいるかもしれないが、結果はハナ差でチュウワウィザードの勝利。今年の帝王賞で2着に敗れていたチュウワウィザードにとっては嬉しいG1初制覇となった。
だが、その一方ですこぶる残念がっていたのが、オメガパフュームのデムーロ騎手だったようだ。
「ゴール直後は、むしろデムーロ騎手の方が勝利を確信している様子でした。両手を広げる“飛行機ポーズ”も決めましたし、検量室前でも『1着』のスペースにオメガパフュームを入れていましたから。ただ、後から来た川田騎手もチュウワウィザードを意地の『1着』入れ……。
この行為が結果に影響するわけではないですが、お互いの譲れない気持ちが垣間見えた瞬間でした」(競馬記者)
しかし、結果はデムーロ騎手にとって残念なものだった。1着チュウワウィザード、2着オメガパフュームという「8→3」という文字が浮かんだ直後、デムーロ騎手は何とも言えない悲しそうな表情だったという。
「勝利騎手インタビューで川田騎手が『デムーロ騎手が勝った雰囲気でいたので“負けたのかな”と思っていたんですが』と話していた通り、デムーロ騎手は勝利を確信している様子でした。
ただ、もし同着なら数字の若い方が(電光掲示板)上に来るんですが、今回はオメガパフュームの『3』ではなく、チュウワウィザードの『8』が、まず1着に表示されたので、デムーロ騎手にとってはこの瞬間に2着決定……。
この時点では、まだ確定していませんでしたが、デムーロ騎手は目の前の現実を受け入れられない様子でした。それだけ確信していたのかもしれません」(別の記者)
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る