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【デイリー杯2歳S(G2)展望】アーモンドアイ厩舎から「無敗の大器」サクセッション登場! 重賞連対馬や良血馬が揃った西の登竜門

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【デイリー杯2歳S(G2)展望】アーモンドアイ厩舎から「無敗の大器」サクセッション登場! 重賞連対馬や良血馬が揃った西の登竜門の画像1

 9日(土)に京都競馬場にて2歳馬重賞のデイリー杯2歳S(G2)が開催される。

 先週、東京競馬場で開催された京王杯2歳S(G2)と同様に主に朝日杯FS(G1)の前哨戦と位置づけられ、関西圏での朝日杯FSのステップレースとされている。

 このレースに2戦2勝で臨むのがサクセッション(牡2、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 父・キングカメハメハ、母・アディクディドという血統で、全兄弟にマイラーズC(G2)勝ち、クイーンエリザベスS(豪G1)2着のクルーガーがいる。

 6月の東京でデビューし、堂々の1番人気を背負って2着に1馬身以上の差を付けて快勝している。この時の2着馬は先週の京王杯2歳Sで5着に入っており、実力の片鱗を見せつけた。続いて9月のアスター賞(1勝クラス)に出走。出遅れながらも、前目で競馬を進め直線でそのまま後続を引き離して1馬身半差で勝利を挙げている。

 唯一の2勝馬ということもあり、東京のマイルで勝ち星を挙げていることから、今回も能力で押し切る可能性は十分ある。アーモンドアイを擁する厩舎から、今年も大物が出現するか。

 重賞で連対してここに臨んできたのがペールエール(牡2、栗東・安田隆行厩舎)だ。

 7月の中京でデビュー。終始2番手を追走する競馬で、直線で先頭を抜き去り1馬身離しての勝利を飾った。続いて8月の新潟2歳Sに駒を進める。好位に付けてレースを進め、直線で抜け出すも後ろから差され、半馬身差及ばず2着に終わった。

 連勝は飾れなかったものの、早い時期に重賞で連対したのは地力の証明だろう。同じマイルの重賞だっただけに、ここでも好走が期待できそうだ。

 着差より強い勝ち方で新馬を勝ち上がってきたのがレッドベルジュール(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)だ。

 6月の阪神でデビュー。この時は2番人気だったが、終始2番手で先頭を見る形の競馬に徹する。直線で先頭との叩き合いになるが、クビ差しのいで勝利を収めた。上がりも最速の33.8秒をマークし、切れる脚を持っていることを示した。新馬戦は1800mだったが、マイルになっても十分に通用しそうだ。

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