JRAマイルCS(G1)「豪脚復活か」フィアーノロマーノがジャイアントキリングする可能性

17日(日)に京都競馬場にて開催されるマイルCS(G1)にフィアーノロマーノ(牡5歳、栗東・高野友和厩舎)が出走を予定。大敗した安田記念(G1)からの巻き返しを狙う。
南半球産まれのフィアーノロマーノは、同年代の日本産馬に比べて半年ほど遅生まれとなる。新馬戦こそ勝ったものの、半年の差は大きかったのか、すっかり勝ち味に遅いイメージが定着していた。
しかし2018年の中央競馬を締めくくる「2018ファイナルS」(1600万下)で3番手から押し切り勝ちを収めると、今年はダービー卿CT(G3)に挑戦。最後の直線で抜け出し、今回人気を集めると見られているダイアトニックらを抑えて重賞初制覇。モーリスが15年に記録した1分32秒2を0秒5秒も縮め、コースレコードも樹立している。
だがG1初挑戦となった安田記念ではいいところなく、14着と惨敗。鞍上の北村友一騎手はレース後、「返し馬から今日の馬場は合わない感じでした」と語り、「坂をのぼったところで脚がなくなってしまいました」と振り返っていた。
「今回、前哨戦を挟まず、マイルCSに直行。これはレースで使うとその反動が大きいため、出走回数を減らしたいという陣営の意向があるからだと思います。
ただ出走間隔を開けているだけにじっくりと仕上げることができるようで、1週前追い切りは、坂路で一杯に追われ、4F52秒6、ラスト12秒1と好タイムを記録。休み明けとはいえ、身体は出来上がっているみたいですね」(競馬誌ライター)
フィアーノロマーノについて、「東スポ」の取材に対し、高野調教師は「モマれるとダメな馬」と語り、「勝ったダービー卿CTの時のようにモマれずスムーズならいいが…」と明かしていた。
「前目のポジションを取れるかどうかで結果がガラッと変わってくるはず。まだ枠順は発表されていませんが、陣営はいい枠に入ってほしいと願っているでしょうね。
今回はアエロリットのような逃げ馬は不在。だからライバルが様子をうかがっているスキをつく形で、いいポジションを取れれば、上位進出のチャンスもありますよ」(競馬記者)
フィアーノロマーノは、大手競馬サイト「netkeiba.com」では予想オッズ200倍超の低評価。ジャイアント・キリングを起こせるか?
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