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JRAレコード圧勝コントレイル「正直、トップクラス」世界的名手R.ムーアも絶賛! 東京スポーツ杯2歳S(G3)から今年も「ダービー筆頭」誕生

JRAレコード圧勝コントレイル「正直、トップクラス」世界的名手R.ムーアも絶賛! 東京スポーツ杯2歳S(G3)から今年も「ダービー筆頭」誕生の画像1

 16日、東京競馬場で行われた東京スポーツ杯2歳S(G3)は、1番人気のコントレイル(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)が5馬身差の圧勝。混戦といわれる来年の牡馬クラシックへ、堂々の主役に躍り出た。

「正直、トップクラスの馬だと思う」。欧州の世界的名手R.ムーア騎手をして、そう言わしめるほど衝撃的な走りだった。

 8頭立てで行われた芝1800mのレース。各馬まずまず揃ったスタートを切り、コントレイルは先頭集団を見るような形で中団へ。ペースはマイネルデステリョが軽快に飛ばして1000m通過が58.7秒のハイペースだった。

 最後の直線に入って、外へ持ち出されたコントレイル。スパートにやや時間が掛かったが、スピードに乗ってからは勢いが違った。

「いいペースで流れてくれて、いい位置で我慢して伸びてくれた」とムーア騎手が振り返っている通り、一気に先頭に躍り出ると、あとはワンサイド。アルジャンナ、ラインベックといった人気どころの超良血馬が追いすがるが、まったく問題にしなかった。

「ペースが速かったことで底力が問われる展開になりましたが、それにしても強かったですね。2着アルジャンナや3着ラインベックも、決して弱い競馬はしていないんですが、今日は格が違ったと述べざるを得ません。

今年は有力馬が牝馬に固まっており、2歳牡馬はここまで混戦と言われてきたんですが、来年のクラシックはコントレイルが中心となるかも。先々も楽しみな存在ですよ」(競馬記者)

 この走りには2着アルジャンナの川田将雅騎手も「勝った馬が強すぎた」と脱帽。元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏も「ダノンキングリーが勝った毎日王冠に0秒1差。2歳馬離れした時計と内容」と極めて高い評価だった。

 スタート前に鞍上のR.ムーア騎手が下馬するシーンに場内も騒然としたが、そんな不安を感じさせない2着に5馬身差をつける圧勝劇。勝ち時計の1:44.5は、従来を1.4秒も更新する2歳のJRAレコードだ。

「今回の勝利で、コントレイルが来年のクラシックの主役候補になったことは間違いないと思います。その上で、今後の課題は距離への対応ですね。陣営は現状『2000mくらいまで大丈夫な感じ』と話していますので2400mのダービーへ向け、ここからどう伸ばしていけるか。

それでも現状は、この馬がダービー筆頭候補といえるでしょう。そのくらい衝撃的な勝ち方でした」(競馬記者)

 一昨年の勝ち馬ワグネリアンが翌年の日本ダービーを勝つなど、出世レースとして知られる東京スポーツ杯2歳Sから、今年もまた1頭スター候補が誕生した。

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