真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.11.26 14:52
JRA武豊インティで「キタサンブラック伝説」復活!? チャンピオンズC(G1)「ついて来られるなら来たら?」堂々の逃げ宣言に「波乱」の予感
編集部
「フェブラリーS以降、楽に逃げさせてもらえず、番手からの競馬になっていたインティですが、今回は『何が何でもハナ』という姿勢のようです。その点、逃げる競馬に定評のある武豊騎手に戻るのは、陣営にとっても心強いでしょう。
近年で、武豊騎手の逃げ馬で代表的なのはキタサンブラック。
あまりに楽に主導権を奪っているように見えるので『騎手会長が逃げてるから、みんな競りかけないんじゃないか?』という冗談交じりのウワサもありましたが、『ユタカマジック』といわれる絶妙なペース配分で主導権を握れば、このメンバーでも一発はあると思いますよ」(別の記者)
実際に『netkeiba.com』のインタビューを受けた野中調教師も『「ついて来られるなら来たら?」みたいな感じでいいんじゃないかなと思います。悔いのない競馬をしないと、インティが可愛そうだなと思います』と、堂々の逃げ宣言だ。
今回と同じ中京のダート1800mで行われた今年1月の東海Sでは、早々にハナを切っての逃げ切り勝利。後にJBCクラシックを勝つチュウワウィザードを2馬身差に完封している。勝ち時計1:49.8は同条件での歴代最速であり、2014年から中京で行われるようになった歴代のチャンピオンズCの勝ち時計よりも速い。
「ハナを主張して、この馬のスピードを生かした競馬をしてくれれば――」
巻き返しを期するレースに向かい、そう決意を示した野中調教師。先週、マイラプソディによる京都2歳S勝利に、ジャパンCでも人気薄のマカヒキで4着と、大きな存在感を放った武豊騎手だが、今週末も「これぞ武豊!」と唸るような“神騎乗”を期待したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!