
JRAターコイズS(G3)は「高配当」を確信!? 「ハイレベル」3歳牝馬に「鉄級◎」と「伏兵」を発見‼
14日(土)に中山競馬場で開催される牝馬限定重賞、ターコイズS(G3)。
ハンデ戦ということもあり、過去10年で1番人気がわずか3連対と荒れる傾向にあるレースだ。混戦模様のこのレースを、関係者からの情報を元に予想していきたい。
「◎」は人気の一角を占めるであろうエスポワール(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
2歳秋のデビュー戦で3着。間隔を開けて挑んだ未勝利戦で勝ち上がる。今シーズンは始動戦の自己条件戦こそ2着に終わったが、6月の条件戦、7月のシンガポールTC賞(2勝クラス)を連勝し、秋華賞(G1)に臨む。3番人気に推されるも9着と大敗するが、自己条件の修学院S(3勝クラス)を楽勝し、このレースに駒を進めてきた。
「秋華賞こそ崩れましたが、外枠でテン乗りというのも応えたと思います。ミルコは相性がいいですし、馬の特性も分かってくれています。この血統は体質や足元が弱いのですが、段々としっかりしてきましたし、順調なら大きいところを狙えるくらいの素質があります」とスタッフ。M.デムーロ騎手が高く評価している1頭で 「勝負根性がとにかく凄い。重賞は勝てる馬。前向きでマイルも0K」とかなり意気込んでいた。
ここで初の重賞勝ちを狙う。

「〇」 は牝馬重賞の常連でもあるフロンテアクイーン(牝6、美浦・国枝栄厩舎)。
一昨年末から昨年の秋にかけて7戦で5連続2着、3着2回と勝ちきれないまでも堅実な結果を残してきた。今年は中山牝馬S(G3)から始動し勝利を飾ったものの、続くヴィクトリアマイル(G1)とクイーンS(G3)では大敗してしまう。秋初戦は府中牝馬S(G2)で人気を落としていたところを巻き返して2着と好走。だが、エリザベス女王杯(G1)で再び大敗してしまう。
「前走はG1で横綱相撲になってしまい、あの結果も仕方ありません。この時期になって少し冬毛が出てきましたが、戦闘能力には問題ないと思います。ハンデは見込まれましたが、ここでは能力上位ですし、地力で相殺してほしいですね」と国枝師は斤量克服が鍵と語った。
確かに56キロの斤量はトップハンデではあるが、すでに経験している斤量でもある。メンバーが落ちるここで好走する可能性は十分あるだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは