GJ > 競馬ニュース > 【シンザン記念(G3)展望】
NEW

【シンザン記念(G3)展望】サンクテュエールVSルーツドール! JRA良血牝馬一騎打ち!? 「アーモンドアイ2世」登場は

【この記事のキーワード】, ,

 12日(日)に3歳重賞の最初を飾るシンザン記念(G3)が京都競馬場で開催される。

 一昨年、アーモンドアイが始動戦にここを選び、快勝しているが、過去10年で振り返っても3着内に入った馬にペルシアンナイト、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルとG1馬が並び、出世レースの様相を呈している。

 まず注目したいのがサンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

【シンザン記念(G3)展望】サンクテュエールVSルーツドール! JRA良血牝馬一騎打ち!? 「アーモンドアイ2世」登場はの画像1

 

 8月の新潟でデビュー。1番人気に推され、それに応えるように上がり最速の脚を使って快勝している。続いて、アルテミスS(G3)に駒を進めるが、リアアメリアに0.1秒届かず2着に終わり、3歳初戦にこのレースを選んできた。

 調整も順調なようで、1週前追い切りを見届けた藤沢調教師は「競馬が上手でスピードがある馬。前走はリアアメリアにあっさり負けてしまいましたが、あの頃から比べると馬もだいぶ良くなってきていますし、落ち着きも出てきましたね」とインタビューに答えている。

 米G1を2勝しているヨシダの半妹という良血ということもあり、その素質を開花させたいところだろう。

 ルーツドール(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)も見逃せない。

 11月の東京でデビューしているが、その内容が圧巻だった。終始2番手を進む競馬で、直線突き抜け、上がり最速の34.2秒をマークして後続をシャットアウト。5馬身差の圧勝を飾った。

 菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)を勝ち、有馬記念でも怒濤の追い込みで4着したフィエールマンの半妹という良血。このレースをステップに、兄と同じく3歳クラシックを狙う存在になれるか。

 牡馬も負けてはいない。タガノビューティー(牡3、栗東・西園正都厩舎)に注目したい。

 8月の新潟でデビュー。後方からの追い込みを決めて快勝。続くプラタナス賞(1勝クラス)も最後方から上がり最速の脚でごぼう抜きして連勝。朝日杯FS(G1)では9番人気と人気薄となったが、サリオスを相手に4着と好走した。

【シンザン記念(G3)展望】サンクテュエールVSルーツドール! JRA良血牝馬一騎打ち!? 「アーモンドアイ2世」登場はのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!