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【G1展望・スプリンターズS】秋のG1戦線がついに幕開け!開幕戦を制すのはスプリント王ビッグアーサーか、それとも『史上最強世代』の刺客か!

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 そのシュウジを函館スプリントSで破ったのがソルヴェイグ(牝3歳、栗東・鮫島厩舎)だ。

 もともと1400m以下を使われていたが、トライアルとなるフィリーズレビュー(G2)を快勝した勢いに乗って桜花賞(G1)に挑戦。結果は17着と大敗したことで、マイルへの未練を完全に断てた格好だ。

 この夏からは潔く適距離を求めて函館スプリントSに参戦。12番人気と低評価だったが、見事に覆し重賞2勝目を飾った。その後は、そのままキーンランドCに参戦するも4着。だが、出遅れながらも勝ち馬ブランボヌールとの差は0.3秒、前哨戦として悲観する内容ではない。

 こちらも栗東の坂路で行なった1週前追い切りは全体で54.7秒と遅めも、ラストは12.2秒とキレは上々。他馬とは異なり、ジョッキーが乗らなかったことも時計が遅い理由の一つだ。陣営は「長距離輸送がどうかですが、軽量を生かして頑張ってほしい」と期待しながらも、初の関東遠征を気にしているようだった。

 他にも、高松宮記念2着からぶっつけで挑んでくるミッキーアイル、セントウルSで2着とビッグアーサーに食い下がったネロ、サマースプリント王者のベルカント、体調さえ万全ならG1級といわれるダンスディレクターなど、G1だけにその他のメンバーもハイレベルな陣容。

 果たして、ビッグアーサーがスプリント王の座をより強固なものにするのか。それとも史上最強世代がまずはスプリント戦線を制圧するのか。

 秋の短距離王決定戦となるスプリンターズSは、2日(日)の15時40分に発走予定だ。

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