GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ビッグアーサー
NEW

【徹底考察】セントウルS(G2) ビッグアーサー「アーサー王にとって、実りの秋に向けた船出となるか。目指すは遥かなる『龍王』の後継」

【この記事のキーワード】, ,
biga-sa-.jpgビッグアーサー(JRA公式サイトより)

『考察』

 デビュー戦を完勝して以来、10戦連続で1番人気を背負い続けているビッグアーサーだが、G1馬として迎える今回で、その記録が11戦に伸びることはほぼ間違いないだろう。

 前走の高松宮記念は開催最終週にもかかわらず異常な好時計が連発し、後に大きな物議を呼ぶことになった「疑惑の馬場」だったが、すでに1分6秒7という高松宮記念出走馬No.1の持ち時計を持つ”高速馬場の申し子”には追い風でしかなかった。

 前半の3ハロンが32.7秒というハイペースも楽に4番手を追走したビッグアーサー。最後の直線で抜け出したミッキーアイルを3/4馬身捕らえ切ってゴールした。この週はすでに1000万下、500万下で中京芝1200mのレコードが塗り替えられていたが、最後はやはりG1の高松宮記念で1分6秒7というスーパーレコードが飛び出して幕を下ろした。

 11戦して7勝を挙げ、馬券圏外が1度しかないスプリント王が得意の1200m戦に出走しているのだから、特にケチを付けるところはない。強いて言えば、前に有利な開幕週の馬場と初めて背負う58㎏の斤量か。1週前追い切りでは軽快な動きを見せており「1週前にしっかりやるのがいつものパターン。狙い通り」と陣営にも抜かりはないようだ。

 また、得意の高速馬場という意味では、ビッグアーサーにとって開幕週は大きな味方になるといえるだろう。

【徹底考察】セントウルS(G2) ビッグアーサー「アーサー王にとって、実りの秋に向けた船出となるか。目指すは遥かなる『龍王』の後継」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  2. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?