真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.27 17:35
注目の凱旋門賞、混戦模様も実は「1強」!? マカヒキに立ちふさがる欧州最強・ポストポンドが世界から絶賛される理由
編集部
日本競馬の悲願、凱旋門賞(仏・G1)。日本からはご存知ダービー馬マカヒキ(牡3歳 栗東・友道厩舎)の出走が決まっており、上位人気に推されることが予想されている。
日本馬初の栄光を目指すマカヒキには、ここへきて「追い風」になるような情報も。8戦8勝の無敗で同レースに出走予定だった仏オークス馬ラクレッソニエール(牝3、JC.ルジェ厩舎)、同厩舎で仏ダービー、愛チャンピオンSを勝利したアルマンゾール(牡3)がともに凱旋門賞を回避することがわかったのだ。特にラクレッソニエールは、2013年に同レースに挑戦したオルフェーヴルやキズナの夢を完膚なきまでに打ち砕いたトレヴと同じ無敗の仏オークス馬。距離適性に疑問があったものの、3歳牝馬の台頭著しい同レースではもっとも恐ろしい存在だったに違いない。
ただ、当然ながらそこは世界最高峰の舞台。上位人気馬の一角が回避したところで、勝利への厳しさはさして変わらないだろう。欧州主要ブックメーカー各社が軒並み1番人気に推す英国最強の長距離ホース・ポストポンドが”今回も”日本に立ちふさがる。
春のドバイSCにおいて、日本競馬の「総大将」として期待を背負ったドゥラメンテをあっさりと完封。すでにKJ&QESを勝利し欧州最強クラスではあったが、ドバイの地でその強さを改めて知らしめた。ドゥラメンテが本調子ではなかった、落鉄の影響なども取りざたされたが、仮に万全でも着順が入れ替わったかは謎だ。
4歳中頃までは、好走するもなかなか勝ち味に薄い馬だったポストポンドだが、KJ&QESの勝利でその秘めたる能力が覚醒。以降は6連勝を飾りG1競走も4勝。フランスでも昨年のフォワ賞を勝利しており、ドバイでの走りを見ても母国でなければ力を発揮できないタイプではない。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠