JRA津村明秀『負けられない戦い』カレンブーケドール始動戦は京都記念

カレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が津村明秀騎手とのコンビで京都記念(G2)から始動することが発表された。ドバイシーマクラシック(G1)に予備登録しており、京都記念をステップにドバイでのG1制覇が目標となる。
カレンブーケドールは昨年オークストライアルのスイートピーS(L)を勝利、オークス(G1)では12番人気ながら2着の大健闘。その後、秋華賞(G1)、ジャパンC(G1)と惜しい2着が続いており、なかなかG1タイトルに手が届かない。今年は京都記念を弾みに人馬ともに悲願のG1勝利といきたいところだ。
京都記念には昨年の秋華賞馬クロノジェネシスも出走を予定している。同馬は秋華賞制覇後、200m距離延長のエリザベス女王杯(G1)に挑み5着。カレンブーケドールは東京芝2400mのジャパンCで2着。京都記念は芝2200mで行われるため、秋華賞より距離が延びる分逆転のチャンスはあるのではないだろうか。ドバイの前にまずは淀の舞台で秋華賞の雪辱を果たしたい。
そんな因縁対決でどうしても負けられないのは、馬自身や厩舎サイドより津村騎手なのではないか……。
津村騎手はデビュー17年目で、2019年は39勝で全国リーディング29位。同期は川田将雅騎手、藤岡祐介騎手、吉田隼人騎手の黄金世代。彼らはすでにG1勝利ジョッキーだが、海外G1の勝利は経験していない。ドバイでカレンブーケドールを勝利に導き、同期初の偉業を成し遂げたいところだ。
ドバイシーマクラシックが開催されるメイダン競馬場では当日複数のG1競走が開催されるため、世界中の有力ジョッキーが集結する。オーナーサイドからすればドバイでの騎手は選び放題という環境になる。そのため、京都記念の結果次第では乗り替わりがあってもおかしくない。
カレンブーケドールは一昨年12月の2歳未勝利戦で、O.マーフィー騎手が騎乗し見事勝利している。スイートピーS以来コンビを組んでいる津村騎手にとって、コンビ解消だけは何としても避けたい。京都記念は津村騎手にとって負けられない戦いとなるだろう。
京都記念は因縁対決のほかに『ドバイ行きのチケット』の行方にも注目が集まる。
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