真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.29 16:39

凱旋門賞の記憶~2006年ディープインパクト~ 世紀の名馬の敗退は常に「風邪」が理由だった? 失格の「裏側」にある真実とは
編集部
聞くところによるとディープインパクトはフランス到着後に風邪をひき、治療時に使用した薬剤が何らかの理由でレース後まで残留してしまったのが原因という。これは処方したフランス人獣医師のミスなのか、それとも失格を誘うために仕組まれたものなのか、当時この信じられない結末に競馬ファンは様々な憶測を立てた。しかしその結果が覆ることはなく、長い凱旋門賞の歴史でディープインパクトは唯一失格となった馬として刻まれている。
実は、ディープインパクトは風邪をひきやすい馬だったという声もある。というのも、無敗でクラシック三冠を達成した3歳の暮れ、断然のファン投票1位に選ばれたディープインパクトは有馬記念の出走を決めていた。菊花賞を制した後も順調に調整されていたが、レース直前に風邪をひいていたという話がある。結果圧倒的1番人気に支持されたディープインパクトは、ルメールが騎乗したハーツクライに届かず2着。初めての敗退を喫してしまったのだ。
関係者によると、この時ディープインパクトは有馬記念の出走回避も検討されたが、日本中を巻き込んだブームの影響もあり、関係者は出走を決断。この時マスコミ関係者は厩舎に入れないようにシャットアウトされたが、そういった事情があったらしい。その際、凱旋門賞時と同じ薬剤を使用したというのだが、この薬剤は当時日本国内では許可されていたが、フランスでは使用が禁止されているもので、それを知らずに池江調教師が凱旋門賞前に使用してしまったといわれている。この問題はそれ以上当事者から語られることはなく、JRAも積極的な真相究明を見せなかったこともあり結局うやむやとなってしまった。
帰国後のディープインパクトはジャパンカップを圧勝、引退レースとなった有馬記念でも前年の鬱憤を晴らす見事な走りで勝利、自らの引退式に花を添えた。そして種牡馬となるべく北海道へ旅立っていった。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
池江泰寿厩舎「有力馬全滅」でリーディング陥落の危機!? 凱旋門賞大敗に続き「大手1口馬主クラブ」が全面撤退……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 七夕賞の「枠連7-7」は本当に来たことがあるのか?毎年売れるサイン馬券の真相に迫る…今年オススメの「絶好枠」はこれだ!