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「MAXでやった」坂路1番時計の「究極仕上げ」で送り出されるミッキーアイル!規格外の怪物が取り戻した「個性」と「狂気」が王者ビッグアーサーに迫る!


 あれから半年、迎えたスプリンターズSの最終追い切りでも、松山騎手はやはりミッキーアイルを抑えなかった。その結果が、あの断トツの1番時計であり「暴走」といわれても仕方のない最終追い切りだ。

 だが、ミッキーアイルはこれで良いのではないだろうか。小難しいことは考えず、己のスピードの赴くままに飛び出し、体力の限界まで粘り込む。大敗することもあるかもしれないが、だからこそ逆に、その”狂気”が王者ビッグアーサーを今度こそねじ伏せるかもしれない。

 無論、競馬ぶりとして褒められたものではないかもしれないし、他の馬にそう簡単に真似できるものではない。もしも、これがミッキーアイルでなければ、浜中騎手の”競馬の常識”を教え込む教育が功を奏し、今頃マイル戦線で戦っていたかもしれない。

 だが、2歳の冬に翌日の朝日杯フューチュリティS(G1)よりも速いタイムで中山マイルを走り抜けたミッキーアイルは3歳春、ファンから確かにこう言われていた。

 この馬は、規格外の「怪物」であると――。

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