GJ > 競馬ニュース > レッドヴェイロン「東京マイル大得意」
NEW

JRA東京新聞杯(G3)レッドヴェイロン「東京マイル大得意」の血が騒ぐ、ルメールで好走確実!?

JRA東京新聞杯(G3)レッドヴェイロン「東京マイル大得意」の血が騒ぐ、ルメールで好走確実!?の画像1
「競馬つらつら」より

 2月9日(日)に行われる東京新聞杯(G3)はレッドヴェイロン(牡5、栗東・石坂正厩舎)に注目したい。

 同馬はこれまで芝1600m戦を【3.2.2.0】とすべて馬券内、東京コースに限定しても【2.1.1.0】と大の得意条件としている。前走キャピタルS(OP)はドーヴァーの2着に敗れるも、馬場の適性で後れを取ってのもの。

 毎回コンスタントに好走するこの舞台、東京新聞杯が選ばれたのは当然の流れだ。

 前走は「馬場は苦にせず、終いもしっかりとしていたのですが、展開がうまくいきませんでした」とレース後にR.ムーア騎手がコメント。ある程度は渋った馬場もこなすが、切れが持ち味のレッドヴェイロンが本領発揮できるのは、やはり良馬場であることに間違いはない。

 中間の東京の天気予報は好天が続く見込みで、巻き返しの期待はおのずと大きくなる。

 また、レッドヴェイロンの母エリモピクシーは、安定して東京芝1600mスペシャリストの仔を輩出する繁殖牝馬として、競馬ファンには知られた存在である。

 これまでエリモピクシーの仔はクラレント(12番人気・安田記念3着)、レッドアヴァンセ(7番人気・ヴィクトリアマイル3着)、レッドヴェイロン(9番人気・NHKマイルC3着)と東京芝1600mのG1において、いずれもこの条件で馬券にからんでいる。

 あまりに有名過ぎていまさらという気もしないでもないが、東京新聞杯でも14年にはクラレントが5番人気でホエールキャプチャの3着、レッドオルガが6番人気でインディチャンプの2着と、これまた馬券に絡んでいるからには、同じ母のレッドヴェイロンに好走を期待するなという方が難しい。

 東京新聞杯で予定されているC.ルメール騎手はベストパートナー。同馬に騎乗して3勝2着1回と抜群の相性を誇る。他にもR.ムーア、M.デムーロ、武豊とビッグネームの騎手が騎乗しているが、最多3勝をあげたルメールには及ばない。

 それだけに今回、人気確実となるのは仕方がない部分もあるが、馬券を買う側にとっては信頼できる軸馬として心強いコンビであることは確かだ。

 もちろん、狙うのは安田記念。好走はしてもまだ勝利には届いていないG1競走の勝利は「一族悲願」といってもいいだろう。

 まずは前哨戦となる「ベスト舞台」東京新聞杯を勝って、本番にはずみをつけたい。

JRA東京新聞杯(G3)レッドヴェイロン「東京マイル大得意」の血が騒ぐ、ルメールで好走確実!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  7. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  10. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶