世界のゴドルフィンが、ついにJRA席巻!? 絶対王者ノーザンファーム抑え、堂々の首位独走「覚醒」の2020年

2日現在、日本の馬主歴10年目のゴドルフィンが勝利数「16」でトップと異例の事態となっている。昨年、同じ時期の勝利数は「8」だったから倍増。まさに正月からのスタートダッシュを決めたのだ。
ノーザンファーム系大手クラブ馬主のシルクレーシング(14勝)、キャロットファーム(11勝)、社台レースホース(7勝)、サンデーレーシング(7勝)をおさえて、勝ち鞍は堂々の1位。ゴドルフィンの所有頭数は159頭。シルクレーシング172頭、キャロットファーム189頭、社台レースホース176頭、サンデーレーシング189頭と比較して少ないのだから、優秀な成績といえる。
実際にゴドルフィンのここ数年の伸び率は凄い。
勝利数は64(2016)→71(2017)→77(2018)→105(2019)と急上昇。そして勝率も10.3%(2016)→10.9%(2017)→11.5%(2018)→13.9%(2019)→19.5%(2020)と、こちらも右肩上がりだ。
所有馬が増えれば勝利数が増えるのは当然といえるが、勝率まで上がっているのは「レース選択・騎手・仕上げ・ローテーション・育成・外厩での調整」など様々な要素がうまく噛み合ってのこと。日本競馬で効率よく勝つにはどうすれば良いのか、ここ数年の努力が結果として表れているといっていいだろう。
そもそもゴドルフィンとは、ドバイの王族であるマクトゥーム家の日本向け馬主名義だ。JRA(日本中央競馬会)が海外在住者にも馬主資格を開放したことで、2010年よりJRAの馬主資格を取得した。
生産者であるダーレー・ジャパン・ファームも同一のグループ。マクトゥーム家はドバイ首長国連邦ドバイの首長であるシェイク・モハメド殿下の一族なので、国家首相レベルの馬主でもある。
これまで海外で多くのレースを勝利し、G1レースの勝利数は200以上、ラムタラ(凱旋門賞)、ファンタスティックライト(ブリーダーズカップターフ)、ハートレイク(安田記念)、ドバイミレニアム(ドバイワールドカップ)といった名馬が数多くおり、日本の競馬ファンにもお馴染みだ。
日本国内でも高松宮記念とスプリンターズSを制したファインニードル、昨年のスプリンターズSを勝利したタワーオブロンドンなどが活躍している。
ゴドルフィンはここまで通算566勝。今後も年間100勝ペースで勝ち星を重ねていくだろうが、あとはクラシックを含めたビッグレース(天皇賞や有馬記念など)に勝てるかどうかが大きなポイントになりそうだ。
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