JRA京都記念(G2)「重圧に弱い?」津村明秀騎手がカレンブーケドールで“ジンクス”打破狙う

昨年のジャパンC(G1)で2着だったカレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が16日に行われる京都記念(G2)で始動する。来月28日に、ドバイ・メイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(G1)を視野に入れているが、国内重賞初制覇を手土産に堂々と世界へと羽ばたきたいところだ。
今年の京都記念は4歳牝馬の2強ムードが漂う。カレンブーケドールと人気を二分しそうなのが、昨年10月に秋華賞(G1)を制覇したクロノジェネシスである。10日(月)午後5時時点の『netkeiba.com』予想オッズでは、カレンブーケドールが2.3倍、クロノジェネシスが2.6倍と2強のオッズは拮抗している。
最終追い切りや当日の馬体重、パドックでの気配などでどちらが1番人気になってもおかしくない。ただ、斤量が1㎏軽いカレンブーケドールが最終的に1番人気に推される可能性は高そうだ。
カレンブーケドールとクロノジェネシスの直接対決はこれが4度目。過去3戦はクロノジェネシスが2度先着している。G1の舞台だと、2400mのオークス(G1)ではカレンブーケドールが2馬身半先着、2000mの秋華賞ではクロノジェネシスが2馬身先着という結果に終わっている。2200mの一戦でがっぷり四つの戦いとなるのだろうか。
もしカレンブーケドールが1番人気でレースを迎えれば、鞍上が想定される津村明秀騎手に一抹の不安が残る。
津村騎手はJRAの重賞12勝を挙げているが、すべて2番人気以下でのもの。重賞で1番人気に推された4戦は「0-0-2-2」と連対がない。一方、2番人気という追う立場なら「3-2-0-5」。連対率50%なら合格点と言えるだろう。
「津村騎手は重賞1番人気で勝てない」……。過去4戦だけなので、ジンクスとまでは言えないが、京都記念で1番人気に推されれば、そう言われないためにも“5度目の正直”で勝っておきたいところだ。
カレンブーケドールにとって懸念はそれだけではない。前走のジャパンCでスワーヴリチャードに3/4馬身差に迫る2着という激走を見せたが、重馬場で走った反動が気になるところ。ジャパンC出走馬の次走を見ると軒並み凡走していることがわかる。
【2019年ジャパンカップ出走馬のレース結果と次走結果】
1着 スワーヴリチャード/有馬記念12着
6着 ダイワキャグニー/白富士S 7着
7着 エタリオウ/有馬記念10着
9着 シュヴァルグラン/有馬記念6着
11着 レイデオロ/有馬記念7着
15着 タイセイトレイル/日経新春杯4着
ほとんどの上位入線馬が春のG1戦線に向けまだ帰厩していない状況だが、前走ジャパンC組には重馬場で走った見えない疲労が残っている可能性がありそうだ。また、その後に行われた有馬記念に比べるとメンバーはやや小粒でレースレベルにも疑問符がつくと言わざるを得ない。
G1で2着3回のカレンブーケドール。最後の勝利は津村騎手と初めてコンビを組んだ昨年のスイートピーS(L)までさかのぼる。それ以降、同コンビで惜しい競馬が続くも4連敗。津村騎手にとっては、ここでも“5度目の正直”となるだろうか。
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