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2020.02.13 06:34
武豊さえ成し得なかった「大偉業」に挑戦? JRA「9年・通算48勝」崖っぷちジョッキー原田和真がプリンスリターンと出会った奇跡
編集部
当初、プリンスリターンが所属する加用厩舎が栗東だったこともあり、美浦所属の原田騎手はまったく付き合いがなかった。しかし、函館に長期滞在していたこと、そして数少ない自分が担当する馬だったことが原田騎手にとって幸いした。
「松岡先輩に『調教で頑張ってるから、調教師とオーナーに言っておいた。競馬も乗ってこい』と言ってもらえたんです」(スポーツ報知より)
本馬が入厩した直後から熱心に調整に携わる内に、その頑張りを見た松岡騎手がデビュー戦で原田騎手を乗せてくれるよう、オーナーに直訴してくれたのだ。
自身の努力で掴み取ったデビュー戦、プリンスリターンは9頭中の5番人気だった。それでも原田騎手にとって、新馬戦で5番人気以内の馬に乗るのは、約2年半ぶりのチャンスだった。
レースは好スタートから2番手を追走すると、最後の直線でC.ルメール騎乗の本命馬との叩き合いを制してクビ差の勝利。大きな勝利を掴んだ原田騎手だったが、その後は函館2歳S(G3)、札幌のすずらん賞(OP)と北海道を転戦するも結果が出なかった。
乗り替わりの危機は、すぐにやってきた。プリンスリターンが4走目に選んだのは、阪神のききょうS(OP)。結果が出ない中、美浦所属の原田騎手が調教をつけるのは難しく、いつコンビ解消となってもおかしくはなかった。
だが、誰よりもプリンスリターンの素質に惚れ込んでいた原田騎手は“勝負”に出た。
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