GJ > 競馬ニュース > 「超絶狭き門」抜けた精鋭
NEW

JRA新規騎手「超絶狭き門」抜けた精鋭たちに驚き!

【この記事のキーワード】, ,

JRA新規騎手「超絶狭き門」抜けた精鋭たちに驚き!の画像1

 11日、JRAは2020年度の新規騎手免許合格者4人を発表した。

 今年は小林久晃元騎手(現・調教助手)の息子である小林脩斗(こばやし・しゅうと)騎手、秋山稔樹(あきやま・としき)騎手、泉谷楓真(いずみや・ふうま)騎手、原優介(はら・ゆうすけ)騎手ら4名が合格を果たした。

 成績優秀者に与えられ、過去に池添謙一騎手、三浦皇成騎手も受賞したアイルランド大使特別賞は泉谷騎手が受賞。その泉谷騎手は本田優厩舎(栗東)に所属し、秋山騎手は蛯名利弘厩舎(美浦)、小林騎手は奥平雅士厩舎(美浦)、原騎手は武井亮厩舎(美浦)に所属する。

 卒業式で橋田満調教師会会長や、武豊騎手会会長らの祝辞を受けた4人には、17日に騎手免許が交付。3月1日以降にデビューする予定となっている。

「新規合格者4名は競馬学校の36期生。この代の応募者は130人を数えましたが、まず一次試験で31人にまで絞られました。そして二次試験には9人が合格し、8人が入学。騎手免許が交付されたのは、そこからさらに半減した4人です。騎手になるためのハードルの高さを思い知らされますね」(競馬誌ライター)

 狭き門を突破した合格者に待っているのは、厳しい学校生活だ。早朝の厩舎の掃除を終え、朝食後に実技。その後、昼食をとり、学科を挟むと、またも厩舎作業が待っている。さらに夜になっても交代で馬の様子を見て回るなど、とにかく馬中心の生活。この生活に音を上げる人もいて当然だ。また故障や家庭の事情などで、夢をあきらめざるを得ない場合もあるだろう。

 それらを乗り越えて今年度は4人がデビューを果たす。昨年デビューした斎藤新騎手、岩田望来騎手、菅原明良騎手らは3人ですでに100勝を超える勝ち星をあげ、さらにこれから成長が期待できる騎手も多く、『有望株が豊富な年』といわれている。

 2020年度の新人騎手候補たちは、すぐ上の先輩たち同様の活躍を見せることができるのだろうか? ルーキーの奮闘に期待したい。

JRA新規騎手「超絶狭き門」抜けた精鋭たちに驚き!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「謎の主取り」ディープインパクト産駒「大盛況」も唯一の敗者……セレクトセール「平均2億円」ディープ特需に埋もれた“13番目の男”とは
  2. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. キタサンブラック産駒を超高価格で落札「謎の購買者」が2年連続で話題に? 昨年の落札馬は「有名オーナー」の名義に
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  9. JRA「6億円」の衝撃から3年、まさかの「名義変更」から2カ月。アドマイヤが“北の大地”で存在感を示す!
  10. JRAも「G1同日開催」を増やすべき? 香港春競馬「大変革」に日本競馬の進化を求める声も……