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2020.02.18 15:42
JRA【死去】高市圭二調教師「20年の執念」が結んだ奇跡。最優秀障害馬シングンマイケルとオジュウチョウサンの「頂上決戦」は天国で
文=浅井宗次郎
「ここに私がいて、いいんでしょうか――?」
今年1月に行われたJRA受賞席。最優秀障害馬を受賞したシングンマイケルの表彰式に高市調教師の姿はなかった。すでに表彰式に出られる状態ではなく、伊坂オーナーが陣営を代表して思いを語った。
「まるで奇跡が起きたと思っています。高市先生との20数年来の執念が実りました」その胸にあったのは、やはり人知を超えた「奇跡」という言葉。そして、シングンマイケルの父シングンオペラから繋がった20年だった。
「皆さんも楽しみにしていることでしょう。オジュウチョウサンと雌雄を決します」
壇上で、中山大障害に出走しなかった現役最強ハードラーのオジュウチョウサンと対決する決意を、力強く発表した伊坂オーナー。シングンマイケルは、オジュウチョウサンが予定している3月の阪神ジャンプS(G2)、そして4月の中山グランドジャンプ(G1)へ向かうことが決まった。
残念ながら、20年来の“戦友”高市調教師が手腕を奮うことはできなくなってしまった。だが、師も天国で「頂上決戦」を心待ちにしているに違いない。
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