GJ > 競馬ニュース > 【死去】高市調教師「20年の執念」  > 2ページ目
NEW

JRA【死去】高市圭二調教師「20年の執念」が結んだ奇跡。最優秀障害馬シングンマイケルとオジュウチョウサンの「頂上決戦」は天国で

「ここに私がいて、いいんでしょうか――?」

 今年1月に行われたJRA受賞席。最優秀障害馬を受賞したシングンマイケルの表彰式に高市調教師の姿はなかった。すでに表彰式に出られる状態ではなく、伊坂オーナーが陣営を代表して思いを語った。

「まるで奇跡が起きたと思っています。高市先生との20数年来の執念が実りました」その胸にあったのは、やはり人知を超えた「奇跡」という言葉。そして、シングンマイケルの父シングンオペラから繋がった20年だった。

「皆さんも楽しみにしていることでしょう。オジュウチョウサンと雌雄を決します」

 壇上で、中山大障害に出走しなかった現役最強ハードラーのオジュウチョウサンと対決する決意を、力強く発表した伊坂オーナー。シングンマイケルは、オジュウチョウサンが予定している3月の阪神ジャンプS(G2)、そして4月の中山グランドジャンプ(G1)へ向かうことが決まった。

 残念ながら、20年来の“戦友”高市調教師が手腕を奮うことはできなくなってしまった。だが、師も天国で「頂上決戦」を心待ちにしているに違いない。

JRA【死去】高市圭二調教師「20年の執念」が結んだ奇跡。最優秀障害馬シングンマイケルとオジュウチョウサンの「頂上決戦」は天国でのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. “第2の金子オーナー”は武豊の元パートナー!? 「エピファネイア×ステイゴールド」の期待馬が今週末デビューへ
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!