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JRA【京都牝馬S(G3)展望】「桜花賞2着」シゲルピンクダイヤVS「初重賞勝ち」サウンドキアラの一騎打ちか? 良血馬も顔をそろえる!

JRA【京都牝馬S(G3)展望】「桜花賞2着」シゲルピンクダイヤVS「初重賞勝ち」サウンドキアラの一騎打ちか? 良血馬も顔をそろえる!の画像1

 22日(土)に京都競馬場にて京都牝馬S(G3)が開催される。

 春のヴィクトリアマイル(G1)を目標にする牝馬たちの始動戦として、注目の一戦となるはずだ。

 今年は18頭が特別登録を済ませているが、まず注目したいのは昨年の牝馬クラシックを沸かせたシゲルピンクダイヤ(牝4、栗東・渡辺薫彦厩舎)だ。

 昨年春はチューリップ賞(G2)2着で桜花賞(G1)の出走権を獲得し、本番でもグランアレグリアの2着と好走。オークス(G1)では5番人気に支持されたが12着と大敗する。だが、秋はローズS(G2)4着から秋華賞(G1)で3着に再び好走。最終戦にはターコイズS(G3)を選択。1番人気に推されるも3着に終わった。

 1400mは初距離となるが、マイルではすべて馬券圏内を確保しているだけに1Fの距離短縮は問題ないだろう。ここで「1勝馬」を返上してタイトルホルダーになりたいところだ。

 前走で初重賞制覇を飾ったサウンドキアラ(牝5、栗東・安達昭夫厩舎)も見逃せない。

 昨年はヴィクトリアマイルで7着と大敗しているが、それ以外の7走はすべて馬券圏内という堅実な走りを見せた。うち2勝を挙げてオープン入り。初オープン戦となったリゲルS(OP)ではタイム差なしの3着と惜しいレースとなったが、今年初戦となった京都金杯(G3)では先行策をとって直線抜けだし、初重賞制覇を飾った。

 京都では7戦して馬券圏外がわずか1回という好相性を見せている。特に新馬戦は今回と同距離同コースで勝ち上がっているだけに、経験している分のアドバンテージはあるだろう。

「強い4歳世代」で再度注目したいのがビーチサンバ(牝4、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 全兄に朝日杯FS(G1)勝ちのフサイチリシャールがいる良血馬。その良血からデビュー前から注目を集めた。しかし、新馬戦こそ快勝したが、アルテミスS(G3)、3歳のクイーンC(G3)では2着、阪神JF(G1)では3着と勝ちきれない競馬が続く。

 クラシック本番では桜花賞こそ5着と掲示板を確保したが、オークスは大敗。秋はローズSで2着と巻き返したが、秋華賞はやはり5着と掲示板止まりに終わった。

 G1の舞台ではまだまだ荷が重かったのかもしれないが、2000mまでなら5着と好走する力はあり、マイルなら桜花賞を除くとすべて馬券圏内という堅実な走りを見せているだけに、1400mと距離が短くなるここは走り頃とも考えられる。中間も順調に乗り込まれているようで、明け4歳で一変もあり得る。

 そのほか、叔母にジェンティルドンナを持つ良血で、目下3連勝中と勢いに乗るドナウデルタ(牝4、栗東・石坂正厩舎)や、昨年のこのレースを4着し、今年の始動戦では3着と好走したあとの叩き2戦目となるアルーシャ(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)にも注意しておきたい。

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