【サウジC展望】JRAクリソベリル躍動? 欧州の強豪ベンバトルら超ハイレベル決戦
マキシマムセキュリティ(牡4歳、J.サーヴィス厩舎)も怖い存在だ。
昨年はケンタッキーダービー(G1)で1位入線を果たすも、第4コーナーで外に大きく膨らみ、複数のライバルの進路を妨げたとして、史上初の1位入線馬の降着(17着)という憂き目に遭ってしまう。
その後、準重賞2着後にハスケル招待ステークス(G1)を勝利。ケンタッキーダービーの鬱憤を晴らすことに成功した。続くペンシルベニアダービー(G1)は疝痛で回避したが、復帰戦となるボールドルーラーハンデキャップ(G3)を勝つと、シガーマイルハンデキャップ(G1)で2連勝を達成。充実期を迎えつつあるようだ。
またBCクラシック(G1)で2着に入るなど、昨年から重賞で連対を続けているマッキンジー(牡5歳、B.バファート厩舎)、ダートG1・5勝の実績を誇るミッドナイトビスー(牝5歳、S.アスムッセン厩舎)、昨年のサンタアニタハンデキャップ(G1)を勝ったギフトボックス(牡7歳、J.サドラー厩舎)、伸び盛りのタシトゥス(牡4歳、W.モット厩舎)らが出走を予定している。
アイルランドからは芝を主戦場とするマジックワンド(牝5歳、A.オブライエン厩舎)が参戦予定。
昨年はマッキノンステークス(G1)を勝利すると、香港カップ(G1)ではウインブライトと激戦を演じ、惜しくもアタマ差の2着。今年はペガサスワールドカップターフ(G1)で始動すると、こちらも2着に終わった。
キャリアを通じて初挑戦となるダートで結果を残すことができるだろうか?
さらに18年のドバイターフ(G1)などを勝ったベンバトル(牡6歳、S.ビンスルール厩舎)、G1勝利こそないものの、昨年のドバイワールドカップ(G1)で2着に入ったグロンコウスキー(牡5歳、S.ビンガデイヤー厩舎)らも虎視眈々と上位を狙っている。
世界最高額を手に入れるのはどの馬になるのだろうか? 発走は日本時間3月1日午前2時40分を予定している。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
















