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2020.02.28 10:06
JRAモズアスコット史上6頭目の芝ダートのダブル王者! 過去の5頭と実績比較、将来性は?
編集部
■イーグルカフェ
アメリカから輸入された外国産馬で、3歳時には共同通信杯を勝利。そしてNHKマイルCも堂々勝利した。しかしその後は芝もダートも20連敗と不名誉な成績を残し、早熟かと疑われたが5歳夏の七夕賞で久々の勝利を挙げると、11月のジャパンカップダートを快勝。これは鞍上ランフランコ・デットーリの巧みな手腕が光ったレースでもあった。その後はまた連敗が続き引退、種牡馬となったが活躍馬に恵まれなかった。
芝G1レース
・NHKマイルC=芝1600m
ダートG1レース
・ジャパンカップダート=ダート1800m
以上、芝ダートのG1レースを勝利した5頭の名馬をまとめた。モズアスコットを含め共通するのは、ホクトベガを除いた6頭中5頭に芝のマイルG1レースで勝利実績があること。スタミナが要求されるダートだが、マイルG1を勝ちきるスピードも求められているといっていいだろう。さらに6頭中4頭がアメリカ産の外国産馬ということ。芝ダート路線がともに充実しているアメリカ産の馬は、やはり芝ダート兼用が多いのかもしれない。
モズアスコットはこの両方に当てはまり、芝では頭打ちの感じがするものの、ダートに絞ればまだまだ活躍が期待できそうだ。ただし勝ったフェブラリーSにはクリソベリル、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴといった過去3年のJRA賞最優秀ダートホース馬が不在。さらにチュウワウィザード、エアアルマス、オメガパフュームといった強豪とも未対戦であり、本当のダート界最強馬と戦っていない。彼らと戦い結果を出してこそ、本当の強さが分かるだろう。
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