GJ > 競馬ニュース > 阪急杯「ケイティブレイブの法則」
NEW

JRA阪急杯(G3)16番人気激走【ケイティブレイブの法則】!? 先週、長岡禎仁続く「アノ馬」に人馬一体の期待!

【この記事のキーワード】, , ,

JRA阪急杯(G3)16番人気激走【ケイティブレイブの法則】!? 先週、長岡禎仁続く「アノ馬」に人馬一体の期待!の画像1

 23日(日)のフェブラリーS(G1)で、16番人気ケイティブレイブを殊勲の2着に導いた長岡禎仁騎手。G1で初騎乗ということもあり、戦前『netkeiba.com』の取材に「ビックリしました」「声をかけていただけたこと自体が嬉しかったです」と、殊勝なコメントと陣営への感謝の言葉を繰り返していたが、プレッシャーを跳ね除け、見事期待に応えてみせた。

 ケイティブレイブは調子を落としていたとはいえ、G1・3勝をあげている実績馬。通常ならば、G1での騎乗経験がない長岡騎手に乗鞍が回ってくることは考えづらい。

ところが、長岡騎手は杉山晴紀厩舎の稽古に積極的に顔を出し、約2年前からケイティブレイブの調教パートナーも務めていたという。この積み重ねが鞍上への大抜擢と、フェブラリーSで魅せた「人馬一体」の走りにつながったのだろう。

 そして今週末に開催される阪急杯(G3)。改めて出馬表を眺めていると、このケイティブレイブ×長岡騎手と同様の関係性を築き上げているコンビが見えてきた。

クリノガウディー(牡4歳、栗東・藤沢則雄厩舎)と森裕太朗騎手だ。

 森裕騎手はクリノガウディーのデビュー前から稽古で騎乗している。このコンビの関係性は深く、スタッフも「この馬の事を1番分かっている」と話すほど、クセを知り尽くしているという。

「クリノガウディーの調教パートナーを長らく務めていた森裕騎手は、レースでの騎乗回数こそ少ないものの、騎乗した際には新馬戦を勝ち、中京記念(G3)ではタイム差ナシの2着と結果を残しているんですよ。普段から乗ってコミュニケーションを取っているというアドバンテージは大きいと思います。

1400m戦は初挑戦となりますが、森裕騎手は『折り合い面を考えれば、むしろ乗りやすいので大丈夫』と力強く語ってくれました。クリノガウディーと長期間ともに過ごし、精通しているだけにコメントにも重みがありましたよ」(競馬誌ライター)

 昨年は11番人気のスマートオーディンが直線一気で優勝し、2年前はダイアナヘイローがいい意味で7番人気らしからぬ走りを見せて勝利。さらに3年前も7番人気のトーキングドラムが激戦を制すなど、近年は人気薄の馬の台頭が著しく、波乱傾向が強いことで知られている。

 今年はクリノガウディーと森裕騎手が波乱の立役者となるのだろうか? フェブラリーSで見せたケイティブレイブ×長岡騎手の再現に期待したい。

JRA阪急杯(G3)16番人気激走【ケイティブレイブの法則】!? 先週、長岡禎仁続く「アノ馬」に人馬一体の期待!のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛