真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.03.14 14:14
JRA「“伝説”健在」オジュウチョウサン9馬身差レコード圧勝! 阪神スプリングジャンプ(G2)最優秀障害馬シングンマイケルら寄せ付けず
編集部

14日、阪神競馬場で行われた阪神スプリングジャンプ(G2)は、オジュウチョウサン(牡9歳、美浦・和田正一郎厩舎)がレコードで圧勝。4月の中山グランドジャンプ(G1)に向け、大きくリードする形となった。
「絶対王者」は健在だった。
昨年末の中山大障害(G1)を勝ち、最優秀障害馬に選出されたシングンマイケル、その中山大障害で2着だったブライトクォーツ、昨年の中山グランドジャンプで2着だったシンキングダンサー、さらには障害5戦4勝のトラストと現在のハードル界のトップホースが顔を揃えた一戦。
迎え撃つオジュウチョウサンは昨年4月の中山グランドジャンプ以来の障害レースと、周囲からは「勢力図が塗り替わるならこのレース」と思われていた。
しかし、迎えた最後の直線、絶対王者の伸び脚はケタ違いだった。オジュウチョウサン、トラスト、シングンマイケルら有力馬が揃って最後の障害を越えたが、その直後オジュウチョウサンがスパートすると、あっという間に後続を突き放した。
最後は2着シングンマイケルに9馬身差をつける圧勝劇、ライバルたちに実力の差を見せつけた。
「オジュウチョウサン陣営にとって、約1年ぶりの障害レース。メンバーがそろったこともあって不安は決して小さくなかったと思います。
ただ、レースでは次元が違いましたね。約1年ぶりでも飛越のフォームはオジュウチョウサンのそれでしたし、石神(深一)騎手との呼吸もぴったり。まったく危なげがありませんでした。最後は、余力の差でライバルを突き放す必勝パターン。改めて、この馬が障害界の歴史に残る名馬であることが証明された一戦でした」(競馬記者)
オジュウチョウサンは今後、前人未到の5連覇を懸け中山グランドジャンプに出走予定。ハードル界の「伝説」は、まだまだ続きそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















