JRA福永祐一痛恨「もう少しスムーズに捌けていれば」金鯱賞(G2)ギベオンの前が壁に……思い出されるあのレース
15日、日曜中京で開催された金鯱賞(G2)では、現役最強を目指すサートゥルナーリアが、他馬より重い58キロの斤量も関係ない圧勝劇。天下獲りに向け、幸先のいいスタートを決めた。
楽な手応えで抜け出した勝ち馬の強さばかりが際立つ一方、その後ろでは熾烈な2着争いが繰り広げられていた。ひとつでも上の着順を狙う騎手にとっては、わずかなミスが命取りとなることは珍しくはない。それだけに直線での進路取りや仕掛けるタイミングは最も技術が要求されるといえるだろう。
そんな状況下、直線勝負どころでギベオンの前が塞がってしまい、進路をうまく捌けなかった結果、4着に終わってしまった。
「4コーナーまでは理想的でしたが、そこから先が、もう少しスムーズに捌けていれば、もっと良かったのですが……」
ギベオンに騎乗していた福永祐一騎手は、レース後に痛恨のミスを悔やむコメントを残した。
「あれは勿体なかったですね。2番手のマイネルファンロンがバテて下がってきたときに、ギベオンは内に張り付いていたため、外から蓋をされる格好になりましたから。ただ、バテた馬を捌いた後の進路取りがよくなかったかもしれません。
待っていればダイワキャグニーとサトノソルタスの間を突けるスペースはありました。4着に敗れたのは抜群の手応えのまま、追い出すことも出来ず、外に出す大きなロスが致命傷になったといえるかもしれません」(競馬記者)
ネット上では「またやってしまった」、「完全に詰まってた」、「もはや名人芸」など、ギベオンの馬券を購入していたと思われるファンから辛辣な声もチラホラあったようだ。
福永騎手といえば、昨年のチャンピオンズC(G1)で騎乗したチュウワウィザードでも、勝負どころで進路を失った結果、4着に敗れた際もファンが悲鳴をあげていたことが思い出される。また、さらに遡ると1番人気ビッグアーサーに騎乗した2016年のスプリンターズS(G1)でも内を追走して前が塞がって12着に惨敗している。
このときにアナウンサーが思わず「ビッグアーサー前が壁」と実況したこともファンには有名な語り草となっている。
騎手という職業は、常に命懸けでレースに臨むだけに、攻めの騎乗と危険騎乗は紙一重でもある。ただでさえ、父の福永洋一氏が落馬負傷している福永騎手にはより慎重になってしまうこともあるのかもしれない。
とはいえ、「馬券の圏内」となる3着以内と「ハズレ」となる4着の違いは競馬ファンにとっては天と地の差があるのも確か……。
福永騎手には昨年の春秋マイル王のインディチャンプをはじめ、クラシックでは牡馬にコントレイル、牝馬にミヤマザクラと有力馬がお手馬にいる。それだけに活躍の期待も大きくなる。これからはじまる春のG1戦線では、さらなる奮起を期待したい。
PICK UP
Ranking
5:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- “第2の金子オーナー”は武豊の元パートナー!? 「エピファネイア×ステイゴールド」の期待馬が今週末デビューへ
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?

















