JRA高松宮記念(G1)タワーオブロンドン「ヒューイットソン⇒福永祐一」は鞍上強化!? 「中京の鬼」が得意舞台で連覇決める

29日、日曜中京では春のG1シーズンの口火を切る高松宮記念(G1)が行われる。ドバイへと渡った昨年の勝ち馬ミスターメロディの名前はないが、桶狭間で繰り広げられる電撃の6ハロン戦に楽しみなメンバーが集まった。
なかでも昨年のスプリンターズS(G1)を制したタワーオブロンドンに注目したい。
マイル中心に使われていたタワーオブロンドンの転機となったのは、距離短縮を試みた京王杯スプリングC(G2)の勝利だろう。
それまで勝ち切れなかった馬が、目の覚めるような切れ味でレコード勝利を飾ったのである。この勝利でスプリンターとしての素質が開花、以降1200mを使った4走目で念願のG1制覇を成し遂げた。
前哨戦のオーシャンS(G3)では3着に敗れたが、58キロを背負ってなら悲観する内容ではないだろう。
「いつもならもっと良い位置を取れる馬が、休み明けの影響なのか、後ろのポジションになりました。他馬とは斤量の差がありましたし、それを考えれば上々の内容だったと思います」と、陣営は一度使われての上積みを強調している。
18日の1週前追い切りでは、南ウッドで単走。馬なりで5F69秒6-1F12秒9をマーク。管理する藤沢和雄調教師も「使って素軽くなったし、力みもなかったですよ」と、手応えを感じているようだ。
同馬は主戦であるC.ルメール騎手のドバイ遠征により、L.ヒューイットソン騎手とのコンビで高松宮記念に挑むことが発表されていた。
ところが、新型コロナウイルス拡大防止の影響で福永祐一がドバイでの騎乗を断念。これを受けて、急遽タワーオブロンドン陣営からはヒューイットソン騎手から福永騎手への乗替りが発表となった。
スプリングS(G2)を6番人気の伏兵ガロアクリークで制し、自身初の重賞勝ちを決めたばかりのヒューイットソン騎手には、非常に気の毒な知らせである。
だが、福永騎手が選ばれた理由に、高松宮記念現役最多勝となる3勝をあげており、同騎手が中京を得意としていることも大きかったかもしれない。昨年も3番人気ミスターメロディに騎乗し、見事な手綱さばきでG1馬へ導いた手腕に期待したのではないだろうか。
福永騎手は昨年の勝ち馬ミスターメロディとの連覇はなくなったが、今年はタワーオブロンドンを勝利に導き、自身の連覇を達成できるか。その手綱さばきに注目したい。
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