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ラスト一冠・秋華賞(G1)は東のビッシュVS西のジュエラー!有力馬の相次ぐ離脱で勢力図が激変した3歳牝馬クラシックのフィナーレは果たして

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 今春の桜花賞(G1)では「牝馬3強」のライバル・シンハライトとメジャーエンブレムを撃破して戴冠。世代を牽引する桜の女王となったが、オークスを前に故障し戦線離脱を余儀なくされた。幸い、症状は軽症で秋のローズSで復帰。再びシンハライトとの名勝負が見られるかと期待されたが、最後の直線でズルズルと後退し11着。明らかに本来の姿ではなかった。

 果たして、桜花賞馬はもう終わってしまったのか。そんな疑問に強く異を唱えているのが、管理する藤岡健一調教師だ。

 栗東の坂路で行なわれた1週前の追い切りを見届けた藤岡調教師は「1週前はしっかりやるつもりだったし、動きは良かった。順調に来ている」と復活へ向けたジュエラーの動きにまずは合格点。最後に「(前走から)上積みがないと困る」と強く言い切っている。

 仮にジュエラーが本来の強さを取り戻せば、今のビッシュとしてもそう簡単な相手ではなくなる。シンハライトとしのぎを削った3月のチューリップ賞(G3)はレコード決着。桜花賞も近年まれにみるハイレベルな内容と、その実力は本物。

 ジュエラー復活はこの秋華賞の最大の焦点となりそうだが、陣営はやれることをやり、ジュエラーを「恋人」と公言するM.デムーロ騎手の手綱に託す構えだ。

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