真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.11 08:55

ラスト一冠・秋華賞(G1)は東のビッシュVS西のジュエラー!有力馬の相次ぐ離脱で勢力図が激変した3歳牝馬クラシックのフィナーレは果たして
編集部
今春の桜花賞(G1)では「牝馬3強」のライバル・シンハライトとメジャーエンブレムを撃破して戴冠。世代を牽引する桜の女王となったが、オークスを前に故障し戦線離脱を余儀なくされた。幸い、症状は軽症で秋のローズSで復帰。再びシンハライトとの名勝負が見られるかと期待されたが、最後の直線でズルズルと後退し11着。明らかに本来の姿ではなかった。
果たして、桜花賞馬はもう終わってしまったのか。そんな疑問に強く異を唱えているのが、管理する藤岡健一調教師だ。
栗東の坂路で行なわれた1週前の追い切りを見届けた藤岡調教師は「1週前はしっかりやるつもりだったし、動きは良かった。順調に来ている」と復活へ向けたジュエラーの動きにまずは合格点。最後に「(前走から)上積みがないと困る」と強く言い切っている。
仮にジュエラーが本来の強さを取り戻せば、今のビッシュとしてもそう簡単な相手ではなくなる。シンハライトとしのぎを削った3月のチューリップ賞(G3)はレコード決着。桜花賞も近年まれにみるハイレベルな内容と、その実力は本物。
ジュエラー復活はこの秋華賞の最大の焦点となりそうだが、陣営はやれることをやり、ジュエラーを「恋人」と公言するM.デムーロ騎手の手綱に託す構えだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 2017年クラシックに「ハーツクライ時代」到来!宿敵ディープインパクトを破り、春のクラシックに「魂の叫び」が響き渡るか
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- モットーは「安くて走る馬」で有名な大物馬主が爆買い!? 高額落札2頭に計1億円オーバーの「奮発」した背景
- JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
- JRA「勝てない騎手」が名門・池江泰寿厩舎所属で大出世!? 裏には競馬界の現状と「救いの手」が……
- 京王杯SC(G2)の危険な人気馬!? 関係者が明かした「復活が期待される4頭」で大勝負!!
関連記事
これじゃ「G3」!? 秋華賞(G1)大本命シンハライトが故障で回避……一気に混戦ムードも、レースの中心に「信頼なし」?
ジュエラーのローズS(G2)大敗の真相究明「桜花賞馬はもう終わったのか」張り巡らされる「煙幕」秋華賞に向けての「戦い」はすでに始まっている
【徹底考察】ローズS(G2) シンハライト「2つの弱点を克服し『万全の態勢』も、ここは敗戦が吉!? 例年のオークス馬が繰り返す『独特』の傾向とは」
【徹底考察】ローズS(G2) ジュエラー「最大のライバル・シンハライトとの力関係に迫る春2戦をプレイバック。ライバルにあって桜花賞馬に『足りないもの』とは」
【ローズS(G2)展望】ラスト一冠・秋華賞(G1)に向けて桜花賞馬ジュエラーとオークス馬シンハライトが激突!一騎打ち濃厚も「伏兵」に台頭の余地あり!