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JRA関東馬には「鬼門」大阪杯(G1)、昨年「大外ぶん回し」ブラストワンピースがリベンジへ「2つのデータ」が後押し

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 4月5日、阪神競馬場では春の中距離G1・大阪杯が開催される。前哨戦の中山記念(G2)を快勝したダノンキングリー、同じく前哨戦のAJCC(G2)を制したブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)、他にクロノジェネシスとラッキーライラックの牝馬勢などが人気の中心になるとみられる。

 ダノンキングリーとブラストワンピースは関東馬という共通点を持つが、大阪杯はG2時代から関東馬には“鬼門”のレースになっている。過去20年の関東馬の成績は「0-6-2-40」と勝ち鞍なし。G1昇格後の過去3年は「0-0-0-11」とことごとく着外に沈んでいる。

 今年は、前述した2頭を含め関東馬は5頭が登録している。注目したいのが、2年連続でこのレースに出走するブラストワンピースだ。

 2018年の有馬記念優勝馬、ブラストワンピース。昨年の大阪杯では、池添謙一騎手とコンビを組み1番人気に支持されてレースに臨んだ。五分のスタートを切ったが、「ゲートも我慢できて1歩目も出たが、外から他馬に押し込まれて後方になってしまった」と池添騎手が語ったように道中は後方で脚をためる形に。3コーナーすぎから外々を回って進出したが、直線伸びきれず6着に敗れた。

 レース後には大外をぶん回した池添騎手の騎乗ぶりに「(馬の力を)過信しすぎ」という批判の声も上がった。ある競馬記者は「スローな流れの前残りを後方から進み、リズムに乗れなかった」と敗因を分析している通り、先行できていれば結果は違っていた可能性も考えられる。

 実際にブラストワンピースは有馬記念、札幌記念、AJCCを勝っており、小回りの阪神2000mへの適性は高いはず。昨年のリベンジを果たすためにも、今年コンビを組む川田将雅騎手はある程度前目に位置を取り、勝つ競馬に徹するだろう。

 データ的に注目したのが、前走AJCCから距離を短縮して(2200m→2000m)挑む点だ。

 ブラストワンピースは、これまで距離短縮時に「5-0-0-1」とめっぽう強く、昨年の大阪杯が唯一の敗戦。6着に敗れはしたが、勝ったアルアインとは0.3秒差、大外を回したことを考えれば負けて強しとも言える。ちなみに距離延長時は「1-0-0-3」なので、1ハロン距離を短縮する今回は期待が高まる。

 斤量面でもブラストワンピースを後押しするデータがある。今回の斤量は前走のAJCCと同じ57kg。これまで斤量が前走と同じか前走から減ったときは5戦5勝。一方、前走から斤量が増えたときは「1-0-0-4」と、その違いは一目瞭然だ。

 昨年の“失敗”も踏まえ、斤量も前走と同じ57kgなら、勝ち負けは必至。1999年のサイレントハンター以来、21年ぶり関東馬の大阪杯制覇が実現する可能性は決して低くない。

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