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JRA「万能種牡馬」オルフェーヴル東京スプリント(G3)でジャスティンが藤田菜七子×コパノキッキング撃破! 大阪杯(G1)をラッキーライラックが優勝

JRA「万能種牡馬」オルフェーヴル東京スプリント(G3)でジャスティンが藤田菜七子×コパノキッキング撃破! 大阪杯(G1)をラッキーライラックが優勝の画像1

 8日、今週からトゥインクル競馬が開幕となった大井競馬では、交流重賞の東京スプリント(G3)が行われた。坂井瑠星騎手の3番人気ジャスティン(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が逃切り勝ちを決め、重賞初制覇を遂げた。

 単勝1.5倍と断然の人気に藤田菜七子騎手のコパノキッキングは、2番手追走から伸び切れずに5着と敗れた。藤田騎手は、「終いで脚がなくなってしまったのかは敗因が分からない。馬の状態は悪くなさそうだったが、噛み合わなかった」とコメントした。

 ジャスティンの血統は父オルフェーヴル、母シナスタジア。芝でデビューして、思うような結果が出なかったが、ダートの短距離に転戦してから頭角を現していた。

 不思議に思えるのが、3冠馬オルフェーヴルからダート短距離の活躍馬が出たことである。同馬の父ステイゴールド産駒のダート重賞制覇は、東海S(G2)とユニコーンS(G3)を勝利したシルクメビウスの2勝にとどまる。

 かといって、オルフェーヴルはダート短距離に特化した種牡馬という訳でもない。先週の大阪杯(G1)を制したラッキーライラックが2歳時に阪神JF(G1)を優勝している。これはオルフェーヴル産駒が早い時期からも活躍し、古馬になっての成長力も期待できるということだろう。

 今年の種牡馬リーディングも4月5日現在でディープインパクトの74勝、ロードカナロアの47勝、ハーツクライ39勝に次ぐ37勝で4位につけている。そして芝の勝率11.6%に対し、ダートの勝率10.3%とどちらかに特化することもなくバランスよく勝ち星を挙げている。

 また、エポカドーロは17年の皐月賞(G1)を勝利し、日本ダービー(G1)では、ブラストワンピース、ダノンプレミアムに先着する2着と好走している。タガノディアマンテは芝3000mの万葉S(OP)を2着馬に3馬身半差をつける圧勝をした。さらに、シャインガーネットが勝利したファルコンS(G3)は芝の1400m条件だ。

 残念ながら今年の桜花賞出走予定馬にオルフェーヴル産駒の名前はないが、皐月賞にはビタエンダーが出走を予定している。

 現在重賞を連勝している絶好調種牡馬の産駒だけに、穴馬の1頭として狙ってみるのも悪くないかもしれない。

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