
JRA「勝率22%」もD.レーン東京2400mの“苦い”思い出!? 青葉賞(G2)「絶好枠」フィリオアレグロに不安なデータ……
2日、東京競馬場でダービートライアル・青葉賞(G2)が開催される。日本ダービー(G1)の切符を懸けて有力馬たちが集結した。そのなかでも良血馬フィリオアレグロ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)に注目したい。
半兄にG1・2勝のサトノクラウンを持つ良血馬のフィリオアレグロ。前走の共同通信杯(G3)ではマイラプソディに次ぐ2番人気に支持されるも、上位2頭のデットヒートから4馬身離れた3着に終わった。
M.デムーロ騎手は「4コーナーまではいい感じでしたが、直線での反応がもうひとつでした。馬場なのかもしれません」と敗因についてコメント。当日の馬場状態は稍重だったため、どうやらそれが堪えたようだ。
兄サトノクラウンは道悪を得意としていたが、父Marjuが欧州馬という血統背景が大きく影響していたと思われる。対してフィリオアレグロの父はディープインパクトのため、軽い馬場を得意としている可能性が高そうだ。
馬場に注文がつくとなると気になるのは天気だろう。土曜の東京は晴れ予報、さらにここ数日の好天を考えればパンパンの良馬場が見込まれる。フィリオアレグロにとってこれ以上ない条件だ。
また枠順も後押しとなるだろう。フィリオアレグロの1枠1番は同じコースで行われる日本ダービーで、過去10年1着3回、2着2回と抜群の相性を誇っている。また昨年の青葉賞勝ち馬リオンリオンも1枠から発走しており、絶好枠といえそうだ。
さらに鬼に金棒となるのが、コンビを組むD.レーン騎手だろう。
今年、堀厩舎とレーン騎手のタッグでの成績は【6,2,0,1】と驚異的な数字だ。皐月賞(G1)でコントレイルと死闘を繰り広げ2着だったサリオスも、レーン騎手の好騎乗のおかげと言っても過言ではないだろう。
しかし、そんなレーン騎手が不安要素という意見もある……。
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