真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.08 12:00
JRAサトノフラッグ「ルメール・アウト」で日本ダービー(G1)「復活」戸崎圭太浮上!? 「本当に1着だけが欲しい」2年連続2着に熱い思い
編集部
「長く落馬負傷していた戸崎圭太騎手が、今月から美浦トレセンに元気な姿を見せるなど、戦列復帰が近づいています。すでに調教にも騎乗しており、復帰まであと一歩といった印象。これなら31日の日本ダービーには、間に合うんじゃないでしょうか」(競馬記者)
昨年10月に行われたサトノフラッグのデビュー戦に騎乗していた戸崎騎手。結果は6着だったが、陣営の信頼は厚く、今年3月の弥生賞に騎乗する予定だった。しかし、昨年11月に落馬事故に遭って長期休養……弥生賞、皐月賞には武豊騎手とルメール騎手がそれぞれ“代打”を務めた格好だ。
「今年は俺だったのになぁ……」
これは『競馬ラボ』で連載中のインタビュー企画『週刊 戸崎圭太』で昨年の日本ダービー直後に戸崎騎手が思わず漏らした“本音”だ。実は戸崎騎手は現在、日本ダービーで2年連続2着という悔しい思いを味わっている。
一昨年は皐月賞馬エポカドーロで、ワグネリアンと半馬身差。昨年は皐月賞3着のダノンキングリーで、クビ差まで迫ったものの伏兵ロジャーバローズの逃げきりを許してしまった。
レース後、本人としては珍しく翌日の月曜日や火曜日までショックを引きずった戸崎騎手は「『惜しかったね』という声を掛けられましたね。みんなが声を掛けてくれて、ありがたいですね」と話しながらも、「本当に1着だけが欲しいですよね」とダービーに対する熱い思いを語っている。
無論、まだ戸崎圭太とサトノフラッグとのコンビが決まったわけではないが、大きな落馬負傷を乗り越え、日本ダービーの時期に間に合わせてきたことは確固たる事実だ。果たして、戸崎騎手は悲願の舞台に立てるのか、少しでもチャンスの大きな馬がパートナーになることを願うばかりだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA 武豊×アドマイヤビルゴの日本ダービー(G1)出走を「最高の代打騎手」がアシスト!? 京都新聞杯(G2)で「ダービー最終切符」を手中へ
JRAオーソリティ「日本ダービー」に黄色信号……青葉賞(G2)「ディープインパクト超え」レコード完勝の反動か
JRAアドマイヤビルゴ「日本ダービー」が“アドマイヤ軍団”最終決戦に!? 故・近藤利一氏の“忘れ形見”は、あの「大物」馬主へ……
JRAサリオスNHKマイルC「回避」で日本ダービー参戦濃厚!? コントレイル逆転に「強気」の理由
JRA「味を占めた改革」で全国ウインズが閉鎖続々!? 日本ダービー(G1)無観客開催決定も、通常開催再開後にあり得る「方針」とは