GJ > 競馬ニュース > 「覚醒」津村 日本ダービー参戦へ
NEW

JRA 横山典弘「もっと考えてることを調教師に発信しろ」。自身初の日本ダービー参戦へ昨年「覚醒」津村明秀に大先輩からの金言

JRA 横山典弘「もっと考えていることを調教師に発信しろ」。自身初の日本ダービー参戦へ昨年「覚醒」津村明秀に大先輩からの金言の画像1

 今週9日、日本ダービーのラストトライアル・プリンシパルS(OP)が行なわれるが、津村明秀騎手はビターエンダー(牡3、美浦・相沢郁厩舎)で虎視眈々とダービー優先出走権を狙っている。

 競馬学校時代からその才能を認知されていながら、実はまだ一度も日本ダービー(G1)に出たことがない。それだけに今年こそビターエンダーでダービー切符を手にしたいところに違いない。

 昨年、トライアルのスイートピーS(L)をカレンブーケドールで勝利し、オークス(G1)の切符を手にすることに成功した津村騎手。本番ではラヴズオンリーユーとの叩き合いに敗れ2着と、初のG1制覇こそ逃したが「津村明秀」という名前を大きくアピールすることには成功した。

 しかし、肝心なG1では、求められた結果を残せなかった。カレンブーケドールで挑んだ秋華賞はクロノジェネシスのキレに敗れ2着。そして、ジャパンCでも内々を通る完璧なレースだったが、スワーヴリチャードの前に2着……。

「ジャパンCで敗れた時は悔しくてレース後、ずっとスワーヴリチャードと、その鞍上O.マーフィー騎手を見つめていたそうです。そんなこともあったのか、今年はこれまで主戦場だったローカルよりも、積極的に中央開催に参戦している印象がありますね」(競馬記者)

「もっと自分の考えていることとか、思っていることを調教師に発信して、それをちゃんと結果につなげていけば、お前自身の自信にもつながるから」

『netkeiba.com』にて藤岡佑介騎手との対談に挑んだ津村騎手は近頃、先輩の横山典弘騎手からこういったアドバイスをもらったという。今の原動力は「家族」だ。特に7歳のお子さんの為に「G1を勝つ姿を見せたい」と父親の顔を覗かせている。

 今週、プリンシパルSでビターエンダーと共に日本ダービーの出走権を獲れば、念願のダービー初出走、そして悲願のG1初制覇の可能性も生まれる。騎手の誰もが憧れるダービージョッキーへ、ここは落としたくない一戦になりそうだ。

JRA 横山典弘「もっと考えてることを調教師に発信しろ」。自身初の日本ダービー参戦へ昨年「覚醒」津村明秀に大先輩からの金言のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  3. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  7. 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
  8. 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
  9. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  10. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か