GJ > 競馬ニュース > オークス(G1)デアリングタクト完勝!
NEW

JRAオークス(G1)デアリングタクト「無敗二冠」達成! 松山弘平「1、2コーナーで2回ぶつかって……」不利跳ね返し、 史上初の無敗・牝馬三冠へ王手

【この記事のキーワード】, ,
JRAオークス(G1)大本命デアリングタクト完勝!の画像1
デアリングタクト JBISサーチより

 24日、東京競馬場で開催されたオークス(G1)は、1番人気のデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が優勝。1957年のミスオンワード以来、63年ぶりの無敗二冠を達成した。

「何とか期待に応えることができて、ホッとしています」

 まさに異次元の強さだった。18頭立てで行われた芝2400mのレース。スマイルカナが外連味のない逃げを打ち、1000m通過は59.8秒。後方からレースを進めたデアリングタクトは、最後の直線で一瞬行き場を失う苦しい展開だったが、手応えの違いで馬群を勝ち割ると、最後は突き抜けた。

「レース後、松山弘平騎手が『スタートが良かったので中団を獲れそうと思ったんですが、1、2コーナーで2回ぶつかって……』と振り返っていた通り、今回は2枠4番という内目の枠の上、桜花賞よりもマークがきつかった分、厳しいレースになりました。松山騎手にしても決してプラン通りではなかったかもしれませんが、それらを跳ね返すほどデアリングタクトの力が抜けていました。

2着ウインマリリンとの着差は半馬身ですが、それ以上の能力の差があったことは確か。順調に行けば、アーモンドアイ以来の牝馬三冠も濃厚といえる勝利でした」(競馬記者)

レース後、松山騎手が「初めて1番人気でG1だった」と語った通り、今回はJRAのG1・72戦目にして初の1番人気。それも単勝1.6倍の大本命だった。そういった事情もあって「なんとか、その期待に応えたいという思い」と必死で掴んだ勝利だった。

 これで無敗の二冠馬となったデアリングタクト。牡馬ではシンボリルドルフ、ディープインパクトが達成しているが、無敗の牝馬三冠となれば史上初。秋の秋華賞(G1)まで連勝が続くなら、歴史的な快挙となりそうだ。

JRAオークス(G1)デアリングタクト「無敗二冠」達成! 松山弘平「1、2コーナーで2回ぶつかって……」不利跳ね返し、 史上初の無敗・牝馬三冠へ王手のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  3. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  10. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負