GJ > 競馬ニュース > 武豊 98年ダービー悲願の初勝利!  > 2ページ目
NEW

JRA武豊「ムチ?その辺に忘れました」スペシャルウィークで悲願の初勝利! 無我夢中で追った98年ダービー、若き福永祐一はキングヘイローまさかの逃げに顔面蒼白

【この記事のキーワード】, ,

JRA武豊「ムチ?その辺に忘れました」スペシャルウィークで悲願の初勝利! 無我夢中で追った98年ダービー、若き福永祐一はキングヘイローまさかの逃げに顔面蒼白の画像2

 なんと福永騎手のキングヘイローがセイウンスカイを制して逃げるという奇策を打ったのである。まさかの逃げに戸惑ったファンも多かったものの、福永騎手の父は天才といわれた名騎手・福永洋一である。父のような「マジック」かもしれないと期待した。

 対する武豊騎手のスペシャルウィークは大外だった皐月賞とは逆に内の3枠5番からのスタート。前方で起こった異変に動揺することなく、中団の10番手につけて脚を溜めた。直線入り口でセイウンスカイに交わされたキングヘイローの姿に、ただの「暴走」だったことにファンが気付いたときにはもう、スペシャルウィークは先団を射程圏に捉えていた。

 懸命に追われるセイウンスカイを並ぶ間もなく交わすと、後続に5馬身差をつける完勝でゴールを駆け抜けたのだった。念願のダービー初勝利を手に入れた武豊騎手は何度もガッツポーズを繰り返し、ダービージョッキーとなった喜びを噛み締めた。だが、実際は無我夢中だったようで、直線ではムチを落としてしまい、必死で追っていたことも後に振り返っている。

 セイウンスカイは他の馬にも交わされ4着に敗れ、14番人気ボールドエンペラーが2着に入った馬連の配当は1万3100円の万馬券となる波乱の決着となった。当時まだ3連単の発売はなかったが、3着が15番人気のダイワスペリアーだったことを考えると相当な高配当となっていただろう。

 一方、デビュー3年目の若武者・福永騎手は顔面蒼白だった。人気を大きく裏切る14着に終わったダービー初騎乗について「頭が真っ白になってなぜかスタートして仕掛けてしまった」と振り返った。

 しかし、当時は若かった福永騎手もそんな苦い経験を糧として、酸いも甘いも経験した2018年の日本ダービーではワグネリアンを見事勝利に導き、念願のダービージョッキーの称号を手に入れた。

 98年のダービーから22年の時が流れた2020年のダービーで、福永騎手は1番人気が濃厚のコントレイル、武豊騎手はサトノフラッグで対決する。

 円熟味を増した二人の手綱捌きを楽しみに待ちたい。

JRA武豊「ムチ?その辺に忘れました」スペシャルウィークで悲願の初勝利! 無我夢中で追った98年ダービー、若き福永祐一はキングヘイローまさかの逃げに顔面蒼白のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
  8. 【東京大賞典(G1)展望】国内制圧へ、世界のフォーエバーヤング登場! 昨年1、2着ウシュバテソーロ&ウィルソンテソーロなど豪華メンバー集結
  9. 【有馬記念】武豊×ドウデュースを逆転できる候補3頭!と絶対に馬券に加えるべき“隠れ穴馬!”
  10. ディープインパクトか、サイレンススズカか、ナリタブライアンか。イクイノックスが「史上最強馬論争」に加わるには?【徒然なる神のくず競馬トーク】